ワイ氏とご飯行ってきました。



待ち合わせは5時半だったけど、ちょうどiPhoneの充電コードの先が折れて壊れたから、新調しようと早めに出発。

やっぱり100均のはダメだ。
といいつつ、300均で買う予定で向かったのに、置いてなかった。

自撮り棒とか魚眼レンズはあるのになぜや!



1時間早く着いたし、コードも買えないですぐに暇になったから、ひたすらぶらぶら。

新しいビルが建ったらしいから、そこに出向いてお店見ながらひとり呟く、呟く。
独り言の多いことよ。


もうすぐ待ち合わせ時間だっていうのに、お昼以降ラインが返ってこないから、ドタキャン?とか、待ち合わせ場所くらい連絡しろよとか、自分からすればいいのに相手のせいにして、勝手に萎えて、会う気がなくなってくる、いつものそれが発動。


新しいビルの中にいい感じのご飯やさんを見つけたから、最悪ドタキャンされてもひとりでまったりしよ〜って、そんなモードに入ったところで「今○○に着きました」という連絡が。

「来たか」と、つい溜め息をついてしまってごめんなさい。




いつもの戦法で相手の服装の特徴を元に遠くから探すものの、人で溢れ返ってるから見つからず、違う場所にそれとなく誘導。

それらしき人をすぐに発見。



見つけるための外見データで、クラッチバッグを持ってる、と明かされていたから、意識高い系じゃん、これ前回のケーシーパターンじゃない?と、急に緊張感走ったんだけど、実際会うとプロフィールの写真通りなイメージで、ケーシーの時ほど気後れせず。(なんか失礼)


そしてワイ氏、まさかのマスク!!これなんてデジャヴ!(参考:エヌ氏)



聞くところによると、肌荒れを気にしてということで。


いやいや、そんなん言うたらあんた、私の肌見てみぃ。
とくに顎!

荒れてますけど堂々と晒してますが?
昨日新たなニキビできましたが必死に隠して、隠しきれてない不完全な状態で今日を迎えてみましたが?


「私もですよー!」なんて、勇気づけてあげられるような発言はプライドが邪魔してできなかったけど、ちゃんとそういうのを気にして会ってくれてるんだなと思うと、なんだか微笑ましくなった。




ご飯は時間も早めだから、ぶらぶらして決めればいいかなと、ラインでもきちんとは決めてなかったけど、ワイ氏が候補を探してきてくれていた!

早速そこへ向かうものの、待ちが長そうなので諦める。

しかしワイ氏、まだ候補がいくつかあるようで次の場所へ。


外に何組か並んでいたものの、5分も待たずして入店。

そこは和食カフェ的な女性が好きそうなところで、普段ワイ氏はジャンクフードとラーメンばかりだというから、私の好みに合わせてくれたのだと分かり、素直にいい人やーと感じる。



会話はケーシーの時と違って、楽しくリラックスしてできたし、途中で「お洒落ですね」と言われたのは、お世辞だと分かっていても嬉しいもの。

しかしそこで「そうですか?ババくさいなと思ったんですけど」と返してしまう辺り、可愛くない。

素直にお礼を言えないのも可愛くないし、ババくさいという言葉が思い切り可愛くない。



会って1時間で食事も終わり、さすがにまだ時間も早いということで、スイーツ好きのワイ氏オススメ店へ行くことに。


会計は、なんとなく予想がついてたけど、拒否タイプだった。
「今日は楽しんでもらいたいから」という理由が、嬉しくもあり、なんかちょっと本気度感じて戸惑いもありだったけど、結局押し切ってお金を渡す。

彼が納得してなさそうだったので、デザート代はお願いしておく。



この時点で、少なからずワイ氏は好意を持ってくれていると判断したけど、私の方はもちろん嫌ではないけど、とくに何の感情も沸かず、流れに任せている状態。

恋愛偏差値低いから、ちょっとよくしてもらったら「好きかも」ってなるかなと思ってたけど、枯渇した私の感情は動かざること山の如し。




連れて行かれた先は、なかなかの高級感、上層階級の貴婦人殿がアフタヌーンティーするようなカフェで、超ド級の庶民で田舎者の私はビクつくしかなかったけど、ワイ氏もいることだし、と言い聞かせる。


ご飯代と同じくらいのケーキセットに驚愕し、これを奢ってもらうのは気が引けたので、プチケーキセットにしておく。

ケーキについてくるチョコレートが、今までに食べたどのチョコレートよりも美味しいと豪語されたもんだから、心して食してみたら、案の定というか、そのハードルは超えられず、思った通りの美味しさ止まり。

どう?どう?とリアクションを求めてくるワイ氏には、ちゃんと感激を伝えるのを忘れない。



ご飯が届いてすぐ食べようとした私と違い、写真に収めてから食す女子力の高いワイ氏は、ケーキも上品に頂いていらした。

ケーキの上にのったプレートチョコさえもフォークで割って食べようとするもんだから、変なふうに割れて飛んで、焦ってたな。


比べて、私はプチタルトをフォークで上手く食べられそうになかったので、早々に諦めて手で掴んで食べるという男らしさ。
ワイルドだろぉ〜?

ワイ氏の目は気になったけど、苦戦してまでそこを頑張りたくはなかったのです。



食べ終わってお会計後、改めてお礼を言うと「せっかくだから、食べさせたかったんだ(ニュアンス)」とさらりとにこやかに答えたワイ氏。


きゅん


と来ないのが枯渇女子である。


マニュアル紳士?と、若干引いてしまいました。

素直に受け止められない、そんな自分が嫌だ。
実際には本当に好意で連れて来てくれただけなんだろうけど、それ以上の含みを疑ういやらしさ。

これだから続かないんだろうな、分かってはいるけど。




ケーキ後もまだ時間あるよね、となり、暇をつぶせそうなロフトへ。

文具とか手帳とか見て懐かしさに共感したり、近くにあった無印良品でワイ氏の一人暮らし計画の理想を聞いたり。



和やかな雰囲気のまま、駅へ。

もうすぐ別れというところで、ワイ氏から「今日どうだった?楽しかった?」と直球投げられた。

グイグイ来るな、おい、とは思ったけど、ここでイエス以外の解答があるだろうか、いやない。


そんなわけで次回もよかったら、という話になり、今日観られなかった映画をば。



交通手段が違うから、そこまで見送るよと言ってくれたけど、そんなマニュアル紳士を有難くも丁重にお断りして、さよならしました。





うーん

正直、本当になんの感情の揺れもない。

ひとつ上だから話しやすいし、服装とか外見とかもいいなとは思うし、いろいろ気をつかってリードしてくれていい人だったな、そこ止まり。


これがまた会って話したら、だんだんと恋になっていくんだろうか。

その兆しがまるで見えない。




でも多分それは、まだ中身を十分に知れてないからだとも思う。

共感することは多かったけど、踏み込んだ話題がなくて、いろいろなものに対する深い思いとか、濃さとか、その辺が未知。


私が結構オタク気質で、深く狭くタイプだから、そこを無下にしないで聞いてくれる、理想は共有できるなんだけど、今日はそこに至らなかったから、まだ上辺だなって感じ。

私が上辺なんだけどね。



次会って、もう少し自分のことを話してみるか。

その反応次第で、どう転ぶか。





ワイ氏絶賛のチョコレートよりも美味しいと思っているチョコ棒が食べたくなってきた23時。