■第7章■
7章はホープの回です。(・w・)ノ
ホープの故郷、パルムポルムにやってきたライトニングとホープ。
聖府軍が厳戒体制をしいている。
憎しみで動くホープを心配そうに見守るライトニングの姿はお母さんの様だ。
ライトニングはホープに敵討ちをやめよう、といった。
ライトニングは悟った。
希望のない未来を考えてしまうのが辛いから、敵を設定し闘争に没頭する事で目を背けていた。
希望のない生は虚しい。
ホープは理解できない。
やがて、ライトニング達は軍に囲まれてしまう。
ピンチに参上したのはスノウとファング!
ライトニングはホープをスノウに預け、ファングと共にとびだし囮となった。
道中、スノウのKYな一言や挙動が一々ホープの怒りを煽る。
とうとう、ホープはスノウを高台に追い詰め仇をうとうとする。スノウはここで初めてあの母親の息子がホープであると知る。
ここで軍の茶々が入り、2人共高台から転落してしまう。
スノウは咄嗟にホープを庇い、地面に叩きつけられた。
スノウは根性でおきあがり、気絶したホープを抱え、軍にみつからぬようその場を後にした。
ホープは気絶から覚めた。
満身創痍でもホープを背負い歩くスノウ。
スノウは、母:ノラの事を忘れた事はなかった。自分がノラ巻き込み死なせ、どう償えばよいかわからなかった。ずっとスノウを苦しめていた。
ホープはスノウの話をきいた。
ホープは考えを改めた。
スノウは真摯な気持ちで応えている。これまでホープが生きて来れたのは、スノウへの復讐心だ。逆に、スノウがいたから今ここにいる。
一行はホープの家に辿り着いた。
父を嫌煙していたし、ルシだし、…ホープは気が進まない。帰ってはいけない気がした。しかし
「お前の家はここだ」
父はできた人でした。
父子の確執はなくなった。
早くも家に軍が攻めてきた。
丁度、シドの飛行機が支援しにやって来た。一行は飛行機に乗り込む。
父は、ルシにムリヤリ匿わさせたという事にした。父を縛り上げ、家に残した。
――ホープが決めた進むべき道をゆきなさい。
父の言葉を胸に、ホープは新しい道を進む。
■第8章■
サッズの回です。・w・
テーマパークな街、ノーチラスに辿り着いたサッズとヴァニラ。辛い現実を一時でも忘れようと、楽しい時間を過ごす事にした。サッズにとっては、ドッジへのいい土産話になる――。
この一時が終ったら……
ヴァニラは、ドッジがルシになった原因が自分なのだとサッズに告白するつもりだ。
サッズは、逃亡に疲れていた。ここでの土産話をドッジに聞かせられれば悔いはない。聖府に投降するつもりだ。
ノーチラスにも軍が駆け付けた。
サッズはヴァニラは逃がしたい。2人は夢の街を駆け抜ける。
そんな時、ドッジが現れた。
「父ちゃん見ぃつけた」
満面の笑顔でサッズに抱き着く。
戸惑うサッズの目の前で、ドッジはクリスタルになった。
ドッジの使命は、下界のルシを捕まえる事だった。
軍からサッズがコクーンのルシになった経緯を明かされる。辛くて逃げ出すヴァニラ。軍に促され追うサッズ。
サッズはヴァニラに銃口を向ける。
…しかし撃てなかった。
悩むサッズの烙印が輝いて――召喚獣・ブリュンヒルデが現れた。
ブリュンヒルデに襲われてよしとしたサッズだが、ヴァニラに「生きて」と言われる。
サッズはブリュンヒルデを得る。
ショックで動けない2人を、軍が連行してゆく。
公開処刑を行う為、船(飛行機)で輸送される。