どんな顔で会うのが正解なんだろう。
具体的に何をするのか、はもう考えないことにした。
ほぼ妄想に近い想像ならするけど、何したってきっと恥ずかしいし。
私にとっては荒治療のようなものだ。
多分、どう褒められても否定しかしないし、相手の言葉を信じないだろうとも思う。
逆の態度を取られたら信じるよ。ずっとそうだったように。
会って何かが変わるとも思ってない。
そんなに簡単なことだったらとっくに大丈夫になってる筈だから。
その辺は相手もわかってる筈と信じたい。
逃げも隠れもしません。
ただ必要以上の接近は避けてきたし
相手もそれに気づいたのかもしれない。
でも半ば強引に誘ってきたのはさすがだなと内心、感心していた。
誤った見極め方をすればすべてがパーになることを心得てるからこそ、結果そうなったんだろうなと。
私はこの先も、誰にどんなやり方で汚されても心や精神はどうやったって汚せないことに自らが気づいてしまったんだ。
自分が一番そこを理解してるから、今回引き受けたというのもあった。
あたしに醜い感情は必要ない。
あたしが気持ち悪い、汚い、最低だと感じたすべてのものはあたしの中から滅びるようになった。
とても良いこととは言い難いが、他人に評価されたいからと、自分が美しいと感じないものや人に同調する気にはもうなれない。
それをすれば自分の価値が下がる。
他者からは扱い難いとか、気難しい等と意見をもらうがそんなの知ったことではない。
土足で踏み込もうとする相手に問題がある。
そういうやり方も否定はしないけど、あたしとは合わない。ただそれだけのことだろう。
cut.