暖かくなってきた季節、と言いつつまだ肌寒い

いつになったらこの寒さは終わるのか

(早く暖かくならないかな…)

窓から見上げた空は曇っていた





今日は俺の誕生日で、いろんなやつが祝ってくれた。

「今日もたくさんもらったなぁー」

「そうじゃのー」

「皆ほんとよく覚えてるよ」

「ほんとじゃのー」

「…もーちょっとーきぃーてんのー?」

「ちょ、おまっ!きいちょる!きいちょるって!」

一段落しある一人からまだ祝ってもらっていないことに気がついた。
そいつの行きそうなとこ、屋上に行ったら、案の定屋上にいてシャボン玉をしていた。
そのままずんずん進んでいき、隣に座ると特にそいつは驚きもせず、シャボン玉を吹き続けていて、俺もそれを気にせず、話しかけていた。

「だってにおーがー」

「じゃからって、おまえさん…急に、のし掛からんでも、よかろ…?」

はぁ、とため息をつきながらも俺の好きなようにさせている仁王はちょっと脈あるって思っていいのかなって考えてしまう。


「かわいいなー仁王は」

「…」

「そんな顔しなくても」

「お前さん…」

「んー?」

「…いや、なんもなか」

「…ねぇ、仁王」

「…?」

少し声のトーンが下がる。
それに仁王は気付き俺に耳を傾けた。

「俺に、なにか言わなきゃいけないこと、ないの?」

できるだけ、明るく、

「ねぇ?」

耳元で囁く

「っ…」

仁王が少したじろいたが、そんなの許さない

ね、その口で聞きたいな?

「…あー、くそっ…はぁ、…お、おめでと、さん…」

「!もぉー!!可愛い!!仁王ぉおおおおおおお!」

「ちょ!」

ぎゃぁああああああああああああああああ


君とみた空は綺麗な青空だった。


Happy Birthday Dear 精一


End






















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ごごごごごごごごごごごごめんなさい
大好きだー!!!!!
マイナー上等!!!
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
友達と旅行いってる時に書いてます!(笑)
俺明日誕生日←