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大好きな  (テニプリ/赤也誕!)


夏が終わった

長い長い、一瞬の夏が

あの煩い蝉の合唱が聴こえなくなり

まだ少し暑い、どこか寂しい秋がやってきた



クラブが終わり、

もう、辺りは真っ暗で

コートは見えなくなっていた


部員たちが帰っていくなか部長の俺は部室で部誌を書いていた。

( 前までは、ここに幸村部長がいて、真田副部長が怒鳴ってて、柳先輩がデータ整理してて、丸井先輩がジャッカル先輩いじってて、それに参戦してる仁王先輩を柳生先輩が止めてて、… )

ふと、一人になると考えてしまう

夏、引退した先輩たちの面影

あんなに楽しかった、その時は、
あっという間に終わってしまった

寂しい、そう思うと目頭が熱くなった気がした


 ーー トントン ーー 

そんななか
突然、部室のドアを叩く音がした

こんな時間に部室に訪ねてくる人なんていない
部員が何か忘れ物をしたのか、
そうならば急いで泣きそうな顔を直さなければ
そんなことを考えてると

 ーー ガチャ ーー

ドアは勝手に開かれた

ビックリし、まだ泣きそうな顔を直せてないので顔を背け俯いた

すると

「「赤也!ハッピーバースディ!!」」

そんな声が聴こえた
呆気にとられ振り向くとそこには
引退したはずの先輩たちがいたのだった


「…え、な、なんで…?」

訳がわからなく混乱してると

「ほぉれ見ろ。やっぱ大成功じゃったろ?」

「そうですね。よかった。」

「にしても、すっげぇ顔だぜ」

「でも、まぁその顔見るためにやったようなもんだし」

イタズラに成功したときのような表情で先輩たちは、ぞろぞろと部室に入ってきた


「なんで、先輩…え?」

未だに状況が掴めていない俺に先輩たちは嬉しそうに持っていた箱を開けた


「可愛い可愛い後輩の誕生日なんだら祝うのは当たり前だろう?」

そう言って幸村先輩は頭を撫でてくれた


ホロリ、涙が落ちた
そのまま涙腺が壊れたように涙が止まらなかった

「おいおい泣くほど嬉しかったのかよぃ
可愛いやつだなぁ」

頭をグシャグシャとかき混ぜるように乱暴にでも何処か優しく大切に撫でながら丸井先輩は笑った

(あぁ、目の前に先輩たちが、いる…!)


恋しくて寂しくて、会いたかった先輩が

嬉しくて嬉しくて言葉がでないけど
精一杯の笑顔で先輩たちに言った


「 あ、りがとう…ございます…!! 」





大切な君に届けるよ

おめでとう、

生まれてきてくれて、ありがとう

これからもずっと…




HappyBirthday Dear 赤也!


(さ、いつまでも泣いてないで食べよう)
(よっしゃー!ケーキだケーキ!!)
(ちょ、お前が先食ってどーすんだよ!)
(赤也、大丈夫か?)
(…ズビッ…、ウッス、大丈夫っす)
(こら丸井!たるんどるぞ!)
(弦一郎部室で暴れるな)
(あははっ、イップスしちゃうぞ)
(あ、真田、あぶなっ!!!)べちゃっ
((( あ ! )))
(うっわぁ…どうしてくれんだよぃ!)
(な!元々は丸井が!)
(喧嘩はやめましょう。とりあえず片付けて。せっかくの切原くんの誕生日なのですから)
((すまん/すまねぇ…))
(プリッ)



end

ーーーーーーーーーーーーー
こんな感じですが赤也は怒ってないと思います。
皆がいるんだって実感して嬉しくて笑ってると思います。
それをみて先輩たちも安心して皆で笑ってると思います。
だけどそのかわり、色々奢ってもらったりなんなりするんだと思います!
全部、思います で終わったwwww
少し短いねwww
本当は柳赤で書こうとしてたけど皆でわいわいを書きたくなって最終的に疲れたって言うオチですwwww
柳が喋らない…orz

立海はどうしても悲しくなります
だって先輩いなくなったら赤也だけですよ?
他の学校は1、2年たくさんいるのに
立海は赤也だけになるんです
そう思うと本当に悲しくなる
でも、きっと赤也は大丈夫だって信じてます
引退した先輩たちもきっと信じて待ってると思う

ここまで読んでくださった方ありがとうございました!

赤也お誕生日おめでとう!

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