話題:愛されてると実感する時
仕事を終えて、家までの帰り道、連絡を取り合うのは日課。最寄り駅に着いてから家まで歩く時に電話も。以前は、彼が毎日は多すぎるとか文句言ったり、ひとりにしてくれと連絡取り合わないことも多かったけど今は、そんなことできない状態。彼がそんなことを望まないからわたしが合わせて連絡を取っている感じに変わってきている。めんどくさいのではないけど、連絡を頻繁に取り合わなくても平気になってきたのは彼以外を意識しなくなったからだろう。(あと、祖父の死も大きく関わっている。)彼に全意識を注いでいるから自然と彼はわたしをすき、わたしは彼をすきと言う事実に満たされ、落ち着いている。まあ、将来性とか経済力なんてあげだしたら不満ばかりだけど。
そんなこんなで、きのうも電話してから連絡を取り合い、彼が出掛けてから夕飯を食べ、お弁当を作り、お風呂に入り、明日の準備をしていたらあっという間に寝ないといけない時間になり寝ようと部屋の明かりを消してから、あ、彼に連絡を入れていないことを思いだし、急いで連絡を入れた。それから、再び目を瞑り、眠った。返信は、起きてからじゃないと見れないけど彼は、わたしからの連絡を待っているから。日課と言うか、これはもはや、役割。暗黙の了解なのだ。
彼からの返信を起きてから見る。淋しがりになっている彼は、会いたいとか会えないのがつらいとか現実が嫌だとかわたしは幻のようだ、そんな内容がつらつらと打たれていた。仕事なんか行かないで会いに来てよ、なんてのも言っていて、女の子のようだなと思いながら返信をぽつりぽつりと打つ。
最近、彼の方がよっぽと乙女だなって思う。わたしに恋して愛してくれているとひしひしと伝わってくる。一生懸命で嫌われないようにと喜ばすことに必死。そんなところがいとおしくて、かわいそう。わたしに影響され、受け入れようと価値観さえ変わってゆく様は、恋によって成長、わたし好みに育ってゆくようでうれしかったり、申し訳なかったり。
彼は、不安なんだ。わたしが愛してくれているのかわからないから。
わたしにとって、彼は習慣。呼吸すること、仕事へ行くこと、毎日することに似ている。彼といることが当たり前で、彼もそれを拒まないから続いている。三日坊主で飽きる流行りもののような恋はたくさんしてきたし、そのひとを想うことがくるしくて、たのしくて長い片想いもあった。そんな経験をした中で、わたしをだれよりも愛してくれる彼がとてもすきだ。
まあ、それでも約束を果たす気がなければ、一緒にはいれない。いくら想ってかれていてもそれは、ニセモノ。わたしのためにもがんばってよ、なんて言えないけど、内心そう思ってるよ。
今週も土曜日まで、がんばらないとね。