透明感

話題:恋人との電話

木曜から昨日まで毎日電話していた。土日は、0時過ぎに帰ってくるから、あたしが起きていれば電話したりは前から可能だったけど、夜更かし出来なかったので、こんな風に電話することがなかった。特にすることもないので、だらだらと起きていた。話の内容だって、大したことはない。くだらないことが多いかな。どうでもいい話でも話せると言うのは、いいことだ。素で話すことが出来る。とても楽だなあと思う。仕事の悩みとか家のことアニメとか色々とね。趣味は、そんなに合わないけど他の話は出来るからいいのかなって。

まあ、あの子は、自分の好きなアーティストを好きになって欲しいみたいだけど、ここだけの話、無理だ。なんか、受け付けなくて。彼が、こんな風に変な角度から物事を世界を見たり、話し方や考えることの理由がわかった。好きなものに影響されるのはわかるけどね、吸収とか学ぶとかそれくらいでいいんじゃないかなって思うよ。


月曜から疲れた。眠たい。

結局のところ、あたしは、だれか一人だけを想うことが出来ないのかもしれない。あの子のこと手放したくないとは思ったけど、やはり、他のカップル見てると羨ましくて、本当に好きなんだなって伝わって来て、自分の気持ちの薄さを実感する。これ程、一途に想えるのは誇れることだと思う。まあ、端から見てるだけだから、自分勝手に綺麗に見えているだけな部分ももちろん、あるだろうけど。二人の間では、喧嘩や浮気とか幾度の困難を乗り越えて来たのかもしれないし。だけど、それでも、あたしから見ると幸せそうに見えて、互いに好き合ってるんだろうなって伝わって来る。あたしは、どうだろう。どう見えるかな。だれを好きに見えるのだろう。


年下くんに、また遊ぼうよとメールしたら、休みが合ったらねと来たので、 淡く期待してる。


女はさ、特定の人が居たってときめいてたいのかもね。それに、常に感情を動かし、恋愛的なものを感じていると若々しくいられる気がする。職場のおばさん方を見て思う。

人生は一度キリだもの、悔いのないように生きたいよね。

話題:やっぱり、好きだ。

目を覚ましてから、通勤の電車の中でぽつりぽつりとラインを送る。生活リズムのちがいで返信は、あたしの仕事が終わるまでは読むことはできない。一晩、眠ると頭もリセットされて、冷静になっている。あー、終わってしまうのかな。そんなことをぼんやり思いながら、自分の気持ちを並べてゆく。思い出すとなんだか、微笑ましくて、失いたくないと思った。だけど、こればっかりはあの子が決めることだからとあたしは、あたしにできる最善を尽くすことに専念した。

読み返すブログ。色々と書いてあった彼のこと。懐かしいなと思ったり、いとおしくなったり、よかったところを忘れていた。どうして、嫌なことで良いことが消えてしまうのだろう。悲しかった。

たった、数ヵ月でも培った時間がある。それは、紛れもない事実。見失っていた。自分の都合で、決めつて見ていた。ごめんね、と素直に思った。

仕事が終わり、帰りの支度しながら、心の準備をしていた。どんな答えでも受け止める。不安になりながら、ラインを開く。彼からのことばをゆっくりと噛み砕きながら読んだ。最後の一文、「初心に戻って、俺と付き合ってください」ひどく安堵した自分がいた。初心に戻って、と言う表現は微妙だけどひと安心。

失う前に気づけてよかった。失ってからでは、遅いから。

話題:恋人との電話

見事に喧嘩。聞く耳を持たないとは、このことだと言わんばかりの開き直りに呆れながらも相手をしたあたしを褒めて欲しい。なにを言ってもだめだなとは思っていたけど、ここまでかと心折れそうになりながら、言葉を紡いだ。

互いに、負けず嫌いな部分があるから、両者引かず、みたいな。あたしが折れてあげれば済むけれど、それじゃ意味がない。ちゃんと決着をつけないと。

あの子の話を聞いてれば、自分に似ていて、なんか、無意識にあたしの話し方や思考を真似していると言うか、移っちゃったんだなあと思った。だからかな、余計に苛つくの。好きな人って、傍に居るからか似てくるんだよね。あたしだけなのかな。相手があたしみたいなことを言い出すの、よくある。

そのまま、睡眠時間を削って話しても解決はせず、気づくと2時間が経過していた。そろそろ、寝ないと起きれないと思い電話を終わりにし、朝を迎えた。


目を覚まし、携帯を見ても彼からはなにも届いていなかった。

こんな状態なんだな、あたしとあの子。


価値観ちがうのは、仕方ないこと。十人十色なので、その辺りは理解している。ただ、あー言えば、こー言うの態度を少し改め、あたしの話に耳を貸すことを覚えて欲しい。どちらが正論かなんて問題ではなくて、聞いて噛み砕く、その作業はどうしたって必要。それでも、なにかあるのならば、それを理解した上で話すべき。

もう、噛み合わないの。ほんとに、あたしまでおかしくなりそう。よしよし、して欲しいなら、他をあたって欲しい。そんなこと出来ない。

なんで、伝わらないんだろう。言葉にならないね。