西さんとメイアンのお話です。
ちょっぴり深夜テンションなネタもやってみたいな…
と思ったのですが、ある意味未遂?です(^q^)
反応に迷いつつ…またやってみたいな、とか←おい
*attention*
西さんとメイアンのお話です(軽く?BL注意です)
深夜テンションチックなお話です
でも基本ほのぼのなお話です
メイアンに押し倒される西さん
そんな西さんの反応が可愛らしいと思いまして(^q^)
あわあわしたり照れたりな西さんが愛しいです←
メイアンはキス魔&抱きつき魔です←おい
相変わらずの妄想クオリティ
ナハトさん、本当にすみませんでした…!
以上がOKという方は追記からどうぞ!
冷えた空気に満ちる、冬の夜。
空には美しい月や星が輝く時間帯……
自室で休憩していた黒髪の少年……西は自分に寄り添う男性の方をみた。
そして、小さく息を吐き出す。
「……メイアン、夜まで此処にいていいのか?」
黒髪の少年……西は自分の傍にくっついたままの金髪の男性……メイアンにいう。
彼は最近よく自分のところに来てくれるのだけれど、
そんな彼がこうして夜までとどまることは珍しいのだった。
メイアンは西の発言に少しむくれた顔をする。
そして唇を尖らせたまま、いった。
「今日はお城に泊めてってジェイドに頼んであるから此処にいるんだけど……
なぁに?此処にいたら駄目なの?」
折角西と長く一緒にいられるって私嬉しかったのにな。
メイアンはそういいつつ、座っていたベッドから立ち上がる。
少し拗ねてしまった様子の彼を見て、西は少し焦った顔をした。
元々こういう状況に不馴れな西。
上手く彼をなだめる方法も思い付かないし……
そもそもの話、メイアンが此処にいるのが迷惑だなんて思ったことはない。
とはいえ、だ。
メイアンはベッドから離れかけたところで、ぴたりと足を止めた。
そして西の方へ戻ってくる。
そのまま、座っている彼の耳元に口を寄せて、いった。
「じゃあ、私も部屋に帰るわ。おやすみ、西」
そういいながら、メイアンは西の唇に軽くキスをする。
挨拶のキス。
それを、西はよく知っていた。
……それをしたら彼がそのままかえってしまうことも。
「……っ、鈍い!」
西はそういうと同時、離れかけたメイアンの腕を掴んだ。
メイアンは驚いた顔をして、彼をみる。
「え、西……?」
「だ、誰も迷惑だなんていってないだろ……
ただ、仕事はいいのかなって思っただけで、別に……」
そういう彼の頬はみるみるうちに赤くなる。
仮にも、想いを伝えあった間柄。
それを表面化することは少ないとはいえ、メイアンのことは……大切だと思っている訳で。
帰れといったつもりはない。
迷惑だと思っているはずがない。
西は、メイアンにそういう。
それを聞いたメイアンは暫し驚いた顔をしていたが、
やがてその表情が嬉しそうに綻んでいく。
そしてその表情にきらりと、いつもと違う色が浮かんで……――
「西……」
いつもと違う声で、西を呼ぶメイアン。
そんな彼の声に西は少し驚いた顔をする。
「なんだ、メイアン……」
そう、声をかける。
それと同時に、メイアンに軽く体を押された。
ぱたん、とベッドに倒れる西の体。
そんな彼の上にメイアンが覆い被さる。
そんな光景を見上げる西。
目の前にあるのは、天井とメイアンの顔……――
「……え」
西は小さく声をあげる。
メイアンはそれを見下ろして緑の瞳を細める。
そして、ふわりと微笑んで、いった。
「ふふ……この体勢の意味……わかるわよね?」
そう問いかけながらメイアンは西の頬に触れる。
そんな彼の掌を感じながら、西はまばたきをした後、
顔を少し赤く染めて、視線をあちこちに逃がした。
「い、い、意味は、わかる、けど……!」
彼だっていい大人だ。
"この体勢 "の意味はわかるけれど……――
「お、俺が下なのか……!?」
西はそう声をあげる。
自分が、"抱かれる側"なのか、と。
そんな反応をする西を見て、メイアンはふわりと笑う。
そして、西のお頬を撫でながら、いった。
「あら?嫌なの?怖い?」
こういうことするの、怖い?
そう問いかけてくるメイアン。
西はそれを聞いて大きく目を見開いた。
そして、視線を彷徨わせた後、彼は笑みを浮かべる。
そのまま自分に覆い被さるメイアンの背に腕を回した。
それにメイアンが驚いた顔をするのを見ながら、西はいった。
「ん、な、わけねぇ、だろ……」
そういって、彼は勝ち気に笑う。
"来いよ"と言いつつ、彼はメイアンの背に抱きつくような格好になる西。
メイアンはそんな彼を見て微笑みながら彼を抱き寄せる。
そして、おや、という顔をする。
抱き寄せた西の体。
それが小さく震えている。
微かに、ではあるけれど……
……恐らく、だが。
流石に、こういうことにはなれていないのだろう。
そんな彼が怯えるのは当然だ。
そう思いながら、メイアンは目を細める。
そして、優しく西を撫でながら、いった。
「そうはいうけど……震えてる。
ほんとに大丈夫?」
半分はからかうように、半分は心配した様子で問いかけるメイアン。
その問いかけに、西は顔をしかめつつ、いう。
「む、武者震いだっ、したいならさっさとしろよな……っ」
震えているのは恐怖からではない。
あくまで武者震いだから、やるなら早くしろ。
そういう西。
そんな強がりさえ、メイアンにとっては可愛いと思える。
顔を赤くしてそういう西を見つめて、メイアンはいった。
「ふふ……可愛い。
可愛いから本気でしちゃうよ?
ほんとに、嫌だったらいってね?」
メイアンはそういうと、そっと西の服に手をかけた。
そのまま服の留め具をはずしにかかる。
それを感じて、西はびくっと体をこわばらせた。
「っ!ぜ、全部脱がせる気かよ!
っていうか電気消せっ、馬鹿っ!」
西は顔を真っ赤にしてそう叫ぶ。
ボタンをはずされ少し肌蹴させられた服のままの彼。
メイアンはそれを見て、ぱちぱちと瞬きをする。
その後、ふわりと微笑んで、いった。
「ふふ……気になるの?私は、明るいなかで西の体を見たいんだけど……」
「!!ふ、ふざけんな、バカっ」
そう声をあげる西。
もがいて体を起こそうとする彼をみると、メイアンは目を細めて、
彼を拘束しつつ、深い深いキスをして、動きを封じた。
「んぅっ、ふ……っん……」
声を漏らす西。
メイアンはそんな彼の口の中に舌を差し入れつつ、目を細める。
そのまま、彼の服を肌蹴させていった。
「っ、ちょ、っと……メイアン……っ」
西はキスから解放されると、上擦った声をあげる。
恐怖心はあまりない、が……羞恥で顔から火が出そうだ。
メイアンはそんな彼をまじまじと見つめつつ、目を細める。
そして、彼の首筋にそっとキスをおとして、いった。
「ふふ、やっぱり私たちとはちょっと違うわね……
肌の色も、体格も……」
それがわかって嬉しいわ?
そういうメイアン。
その言葉に西はいっそう顔を赤くして、叫んだ。
「だから電気消せってっ、ほんと、……っ」
そう抗議する度にメイアンにキスされる。
くすくすと悪戯っぽく笑う彼は、いう。
「あんまり煩くすると、キスしちゃうよ?」
―― そのときの反応が好きだから。
そういう、メイアン。
西はそんな彼を恨みがましげに見つめる。
そんな表情さえいとおしい。
メイアンはそう思いながら、彼の頬にキスをおとしたのだった。
―― ひとつひとつの… ――
(彼のひとつひとつの言動が、行動が、愛しい
大好きよ、と伝えればまたいっそう赤くなって…)
(怖くなんてない…そうおもう、けど!
やっぱりいざとなると、体が強張ってしまうんだ…!)