高浜虚子
俳人には、何故か椿を愛好するひとが多いようである。
そのひとりが高浜虚子。
これはずっと昔の、大正時代のことだが、「ホトトギス」の誌友の間で、椿の句を出すと、虚子先生は必ず採ってくれる、というあらぬ噂が立ったことがあるそうだ。
ことの真偽は別として、虚子は生涯椿を好んだようである。
したがって4月8日の命日を虚子忌とは別に、椿寿忌という。
ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に
虚子
虚子は、俳句の基本として終生写生を唱導したが、俳句の写生とは、いってみれば省略のこと。
写生の成功作は、すべて省略した部分を表に見せない。余情として作品のうしろにひそむ。
一見、見たまま感じたままを素直に表現しているように見えるが、百といい三百という数字の把握には、まこと幻妙の働きがある。
読み終わった途端に、深紅の紅椿が瞼に溢れんばかり。
しかもここには、他の花を想像させない迫真の選択がある。
春の木と書いて『椿』と読む。この字は日本で作られた。
早春の椿の花に巡る季節を感じる、日本ならではの発想である。
今年は大正97年です。
大正村と言っても、地図の上や行政区分にある村ではございません。
(岐阜県恵那市明智町)
交通アクセス
www.nihon-taishomura.or.jp
明智町は大正の頃、製糸工場がたくさんありまして、その頃の建て物も数多く残されております。
だからどいうわけではございませんが、人情もまた大正の頃の素朴さを残していてくれます。
時代遅れとおっしゃるかも知れません。
何しろ、明智町の町を含めた町ぐるみ、大正の時代に逆戻りしようとしているのですから。
でも時代から一歩退いて、時代を見つめるのも、ちょとした気分でございます。
大正時代はこの町も、製糸工場の糸引き工女さん(私の祖母)や、繭や生糸を商う人たちで大へん賑やかでございました。
山里とはいえ、結構人の出入りははげしかったようでございます。
もともとここは昔から、南北街道と中馬街道の出合うところで、塩の道とも、絹の道ともいわれ、尾張、三河から信州や木曽に通じる追い分けで、小さいながらも宿場町としてひらけていたそうです。
大正村について
日本大正村事務局(日本大正村役場)
住所:〒509-7731岐阜県恵那市明智町1884-3
電話:0573-54-3944
今年、行けませんでした。
来年は時間を作って行きます。
[ファンタジー・モード]
著者:津村耕佑
写真:松蔭浩之
この本は、日本発のアートマガジン『ART iT』にて2005年からスタートした連載「津村耕佑 妄想オーダーモード」を書籍にまとめ、さらに未収録写真、新規テキストを追加収録したものです。
FINAL HOMEのファッションデザイナー津村耕佑が、大量消費システム上で流行を考えながら新しいデザインを生み出すという立場とは別に、自身のリアリティに根ざした作業を展開する場として、「オーダーメイドを特定の人物に、こちら(デザイナーサイド)からお願いに行く」ことを提案。自身の“妄想”を手がかりに浮上した候補者(お客様)へのプレゼン/対談を経て、世界にたったひとつの服の制作を続けました。
第一回目の山口さよこ(山口小夜子)にはじまり、小説家の金原ひとみや、画家の松井冬子、ダンサーの康本雅子ほか、各界で活躍する女性たちを対象にしたセッションが繰り広げられました。
写真撮影は、昨年のシンガポールビエンナーレ出展も話題になった現代美術家の松蔭浩之が担当。
また、発行と同時期に展覧会『妄想オーダーモード』がミヅマアートギャラリーで開催されました。(今年六月)
B5変型判
総112頁
定価:本体2,500円(税別)
ISBN978-4-7661-1806-3 C3070
今日、昔の仲間から、「あの大道芸が見れるよ。」とメールが来たので、嬉しくなって紹介します。
その名前は…
ギリヤーク尼ヶ崎です。
『さらば箱舟』(寺山)に出ていて、気になって調べたら凄いひとでした。
この人は、1930年生まれと言うから、78歳ですよ。
「おひねり」だけで、生活してるんですよ。(年金も貰わず)
大道芸一筋に何十年と世界を回ってきた、知る人ぞ知るパフォーマンスの神様。
ギリヤーク尼ヶ崎の最後の公演?
10月13日:体育の日
場所:東京新宿三井ビル55下広場
時間:2時スタート
あなたは拝みますか?
わたしは拝みます。
合掌。。。
久々に「森口裕二」さんの作品が見たくなって、サイトにおじゃましました。
この作家さんの色づかいと、妄想的なところが、凄く好きです
携帯からは、
から飛んでね。
pingmag.jp
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