今年は大正100年にあたります。

没後80年を迎えた金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて優れた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛されました。
その詩は、現在の小学生の大半の教科書に紹介され、「この世に無用なものはない」という彼女の深いまなざしは、いまも多くのファンの心をとらえています。
本展では、新たに遠縁宅から発見された、みすゞの少女時代の写真を公開するほか、さらに遺稿が記されている手帖、みすゞが育った仙崎や暮らした下関での貴重な資料をひもといて、その生涯を紹介します。
また今回は特に、みすゞを愛する63名の著名人による「みすゞやその詩についてのメッセージ」「そこからインスピレーションを受けた書画やイラスト」も併せて展示いたします。代表作「私と小鳥と鈴と」の中の有名なフレーズ”みんなちがって、みんないい”をコンセプトに、思い思いの視点で”みすゞコスモス(宇宙)”を感じ取っていただける特別展です。

www.mitsukoshi.co.jp

矢崎節夫氏のトーク
(金子みすゞ記念館館長)
2/6(日),2/11(金・祝)14時〜


日本橋三越本店7階ギャラリー
2/2(火)〜2/14(月)
10:00〜18:30
一般800円/中・高校生600円