――藤崎宅――


ピンポーン


「ボッスーン、プレゼント持ってきたよー」

「なんだお前またか。…プレゼント?」

「そそ。さっきのはほんのお遊びってやつで、こっちが本命のプレゼントなのだ!」

「え…。(こいつ…わざわざそんなことしてまで…)
な、なんなんだ?本命のプレゼントって?(そわそわ」

「ふっふーん………じゃじゃーん!プレミアムリッチポッキー!!(ダミ声」

「やっぱりポッキーかよ!もうわかるオチだよそれしかも買ったの俺だから!」

「あらいらっしゃい!ちょうどよかったわ、今から佑助の誕生日祝いするから上がって行きなさいな」

「え、ちょ、」

「まじすか茜さん!あざまーっす!お邪魔しまっす!」

「え、待ってお前飯食ってくの?つかお前夕飯以前に部室でもかなり食ってたよね!?どんだけ食うのねえ!?」

「ケーキも用意してあるのよ〜」

「よっしゃケーキー!!」

「まだケーキ食う気!?なんか今日主役の俺よりお前のがケーキ食ってねえ!?」

「あ、瑠海ちゃーん!私ポッキー持ってきたの半分こしよーぜ!」

「ちょ、言っとくけどそのポッキーも俺が買ったやつだからね!?買ったの俺だからね!?」

「お姉ちゃん今日は泊まっていきなよ!お母さんいいでしょ?」

「いいわよ〜」

「やったぁ!ほらほらお姉ちゃん!」

「ちょ、俺の話聞いてる!?」

「わわわ、ホント可愛いなこの妹。あ、そんなわけだからボッスン今日は床で寝てね〜」

「もうやだコイツ!!」



―――――
サイトの方に載せた小説のおまけ話です。
リアタイの方でお祝いはしてたのですが突然文章が降って沸いたのと深夜テンションもあってか三時間くらいで書き上げちゃいました!
登場人物が多くてなかなかカオスな事になってます(笑)
しかしバイトも挟んでたんでアップし終わる頃には日付変わる直前でヒヤヒヤしました(汗)
リアタイでの叫びはそのためです←
ボッスンがつくづく可哀想な扱いになってますが、これもまあこのヒロインあっての事なので、なんというか……どんまい☆←←

でも一応ボッスンにもイイコトをひとつくらいはあげますか←
つづく←