前から友人に薦められていた
最終兵器彼女を買ってきました。
1〜4まで。
天然な感情がかわいいけれどだんだんと『最終兵器』として成長し人間では無くなって冷酷になっていく「ちせ」。何も出来ない事に悔しさを感じる「シュウジ」。二人の学校の友達や兵士達…など、戦時中ながらも、様々な人々と出会い、ただ普通でありたい、と試行錯誤する二人の姿が印象的でした。
1〜4を読んでいて思ったのは、ちせの成長に比例するかのように戦況も悪くなっていくこと、またそれと同時に2人の距離も離れていく…という所ですね。
だんだんとぎくしゃくする関係。不器用な二人だからこその純粋な行動、感情のぶつけ合い。
全ては戦争が悪いわけで、戦争なんて無ければこうはならなかったはずですから…。
兵士の姿も印象的でした。かつて、ちせと話した兵はみんな死んでいきました。一人一人の遺品を拾って歩くテツ二尉の姿やナカジマとの会話に涙が零れました。
今日、後編5〜8を買おうと思います。あんまり上手く感想は述べられないけれど、後編としてまた書きたいと思います。
お粗末様です…
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ちせ