虚匣

(カップルみたいな写真があった)




話題:ひとりごと





あんなことを書いておきながらあっさり更新している我が不実よ(不実……？)。




本日DOCOMOショップに行った後、本屋さんに行きました。
が、スマホ交換で臨時出費もあるし……と何となく眺めて終わりにし、併設されているタリーズに移動。
そこでデータ移行についての案を考えていたのですが、突然
「今はWi-Fiを繋いでやってるんですか？」
と、声が。
顔を上げると喫煙席にいるのは手前と見知らぬおじいさまのみ。
あ、これ手前に話しかけているのか、と返事をし……てからの会話がスタートしたのです。




閉店まで。




え？如何云うこと？
確かに手前は見知らぬ方に声を掛けられる事は(恐らく)多いです。
駄菓子菓子、見知らぬ初対面の方と三時間近く話し込んだのは初めてだよ……！
あ、飲み屋で意氣投合！とかの類似品？？




東京からお仕事でこちらにいらしている方らしく、初めはパソコンの話や保険の話をしていたのですが、如何やら舞台や美術に造詣が深い方のようでそちらを延々。
とめこさんが住んでいる付近の裏通り事情や、とめこさんの母校の専門学校もよくご存知でした。
色んな劇団のお話、昔の下北沢にあった舞台小屋のお話、ジャズ奏者が通い氣分が乗ると即興でセッションが行われるジャズ喫茶のお話、
井伏鱒二さんと横溝正史さんとの思い出話や日本のアトリエのお話等々……


残念ながら神社仏閣については余り興味が無いようで、入れた探りは悉く不発でした(笑)。
(水木御大には食い付きませんでしたが、藤城清治先生には少し反応いただけた)
あと文壇でも詩人の方とは余り触れ合いは無いそうで、そちらも空振り。
手前が多少関わったことのある方は、詩人か映画評論家か、うよくのえらいひとくらいだから何一つ被らない(笑)。


因って己が無学と教養の無さで楽しく激論☆には成らなかったのですが(かわいそう)、拝聴していても楽しいお話だったのでついついついつい時は流れ、結果の三時間弱。



こう云うことがあるから、一期一会は尊いなぁと思います。
他生の縁でも有ったのかな(笑)？
楽しいお時間を有り難う御座いました。