探偵の仕事は依頼された調査を行えばいいということではありません。
不倫をしているのか調べていくと、意外な問題が起こる場合もあります。
そんな場合には、まず依頼者の立場を一番に気にかけてくれる探偵が信用できる探偵ということです。
信頼できる探偵かを確認するのには、どのような対応をしてくるのかなどで落ち着いて決めてください。
立ち寄る場所がわかる機械を利用して、良く通っている地域の情報を得てその近所をウロウロしていれば、いつかは来るはずですから現場を押さえられると考えられます。
調査依頼には費用が必要ですが、ご用意いただけない場合には、GPS端末で立ち寄る場所を調査するのもひとつの方法ではあります。
ただし、その装置を仕込んだことが知られてしまう恐れもあります。
どのような行動をしているか記録することで浮気の裏付けができることもあるでしょう。
毎日の行動の仕方には、ほとんどの場合パターンが定まってくるものです。
しかし、浮気すると動きの法則性が変化してきます。
変わった時間帯や曜日が見つけることができたら動き方をよく見ていると、浮気の裏付けがしやすくなります。
もともと混同されがちな探偵業者と便利屋ですが、歴然とした法律上の違いがあるんですよ。
何でも屋とか便利屋と呼ばれる仕事は普通の会社と同じように始められますが、探偵の業務を取り扱う会社の場合は、所管の公安委員会あてに、探偵業法に則って開業届や誓約書等を出し、探偵業届出証明書の交付を受けなければ営業することはできません。
管轄官庁による管理が必要なほど依頼者の個人情報と権益を守る義務があるのが探偵業者です。
探偵に浮気調査を依頼して、相手が言い逃れできないような証拠を得ても離婚した方がいいと、簡単には言えないものです。
子供がいるご夫婦の場合は特に配偶者の浮気が確実なものになったからといって簡単に「離婚!」とはいかないものです。
相手に請求することのできる養育費は案外少額になりますし、約束をしても支払ってもらえないことも多いですから、女手一つで育てていく大変さは、並大抵ではありません。
同様に、父親が一人で育てる場合も仕事をしながら両立させることはそう簡単ではないでしょう。