サウンドチェック、スネアドラムの音が響き渡る。ちょっとこもったような、あたたかみのある音。そんな印象だ。メロディックバンドのようなカン、と突き抜けるような音ではない。ギター・ジェノサイド小杉は下ネタ大王、ベース相良はツイッター廃人…きちんとした情報を知りたいあなたは公式Twitter(@altra_official)へ、というなんともキャラの濃い現存メンバーからどんな音が発せられるのであろうか。それを支えるドラムなのであるから、浮かれてはいられない。ずっしりと鎮座するようなドラムであろう。
そういう点から、アッキーのドラムは抜擢すぎるドラムであると感じていた。しかも、今日でそのサポートも終わりだ。しかし、バンドというものは思いもしないところで化学反応を起こすものだ。もしかしたら、私の予想を破り捨てるようなライブをするかもしれない。期待で胸がいっぱいだった。だが、これは私の幻想にすぎない、それもたしかだ。
3月31日。明日が終われば年度も変わる。最初で最後のこの景色を目におさめようと、わくわくしていたあの日から一ヶ月がすぎた。5月3日。こんにちは、新しいドラマー、ZAKA石坂。「ATTACKER」を引っ提げて、これから各地にツアーへ。そんな初日。11月に前ドラマーが失踪したあの日の再公演だ。
勝手に行った気になって感想というかレポートを。
15時過ぎから見始めたUstreamに感動しすぎたので、まとまらないながらも記す。
私は住んでいる土地柄か、あまり大きな地震に遭ったことがない。
たまたま、なのだが・・・。
もしくはあまりに幼くて、記憶に残っていないのかもしれない。
阪神淡路大震災も、あまり記憶になく、東日本大震災も、どこかテレビの中で起こっていることに過ぎず
ず。
本当は目の前にある出来事なのに、テレビの中、仮想空間のように感じてしまうのだ。
今回、4月27日から連日となった東北の荒吐とcomin'kobe(以下カミコベ)。
行ったら何か受け止められるかも知れないと握ったチケットを、就職活動という一種の戦争のおかげで逃すことになるという、個人的な都合のためにいけなくなってしまった。
ふてくされながら布団にこもっていると、Ustreamでライブを放送しているというニュースがtwittterで流れてきた。
実行委員会の皆様、ありがとうございます。
おかげで、いけなかったことをさらに後悔したよ。
待ちに待った3月2日まであと2日となりました。
音小屋1期生としてできることがあるとしたら、皆様に音小屋の灯について紹介すること。
またさらに興味をもっていただけたら嬉しいです。
【今更だけど音小屋の灯って…?】
鹿野淳(
@sikappe)が講師として、音楽ジャーナリストを育成するプロジェクト、音小屋。現在1期〜4期まで行われています。その4期生がジャーナリスト科(午前・午後)とイベント科にわかれ、それぞれの趣旨のもと開催されるのが音小屋の灯、です。
だから、音小屋の灯のブッキングが、鹿野淳である、というわけではないのです。
音楽を愛するジャーナリストの卵たちが、どんなイベントを開催するのか楽しみですよね。どんな視点から彼らの灯を射してくるのでしょうか、それは当日、イベントに参加した人のみが知ることとなるでしょう。
【じゃあ4期がやるとして、1〜3期は何もしないの?】
もちろん1〜3期も当日、微力ですがお手伝いさせて戴きます!どこにいるかは当日のお楽しみ。
音小屋生を見つけどんどん話しかけてください。また、質問をしてみてください。せっかくの機会ですから、「音もだち」をつくるきっかけづくりとして音小屋の灯を使うのもありだと思います。
【ああ、でももうチケットないんでしょ…?】
いえいえ、まだありますよ!チケットについては追記ページへ!
まだまだ情報盛りだくさん!音小屋の灯公式facebookはこちら
音小屋の灯
こんなイベント、次いつ開催されるかなんて、わからない。だからこそ、その目で見て、感じてほしいのです。
(@airbapr2)
電車を乗り継ぐ。合同説明会へ向かう。人、人。朝日が昇りきらない時間に自宅を出た。朝なのに、休日なのに、東京という街は人しかいない。数社聞いて飽きる。人が少ない所へ行きたくなる。そろそろ、千葉へ向かおうか。
音小屋を卒業して半年経つ。自分では動いているつもりでも、周りよりは劣っている。自分というものがわからなくなりながら、4期の二人と会った。一人とは初めまして、もう一人とは久しぶりと会話をする。電車も人も初めまして。これから会う企画者の金子くんも、初めて会う。初めての人から初めてお金をもらう仕事をするって変な感覚だな、と考えながら幕張を目指す。幕張は…、うん。初めてじゃないね。初、と考えていた。
SPROUT UP2012。12月6日と8日に開催された。私は授業の関係で8日に行かせてもらった。MOROHAもワイコも初めて。電車の関係で最初からは聞けなかった。既にワイコの歌声が、かき鳴らされたアコースティックギターとともに会場を埋めていた。橙色、ACIDMANであれば赤橙のような色。電車からこぼれる夕陽のようだった。生きているうちに何人の人に出会えるのだろうか。もし電車に乗っていたときの人知り合いだと仮定したら、すごい数になる。もし、そんな電車で出会えた人と長い年月の交流を持てたのならば、それだけで財産だ。だが、私たちは孤独だ。みんな、認識しない、ただの他人だ。他人だから、みんな、知らない。でも、ちょっとした時に幸せになるのだ。そんな他人との生活でも。あったかい気持ちになるのだ。