スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

フジファブリック・フリーライブ@代々木公園野外音楽堂(@airbapr2)


いつの間にか秋が来ていたようだ。電車に2時間揺られていると、もう夜が来たのかと。気づけば10月も終わりを告げたがっている。電車を降りれば、冷たい風が肌を刺す。茜色の夕陽を眺めながらのライブになるんだろうな、と、思いを馳せていたのだが、いい感じに星が降りそうな空を迎えることとなった。時を過ぎさせるのが、最近早くなったように感じる。それは自分の成長のせいか、それとも止まったままの時間なのだか、それを実感するのはまだ先のお話のようである。


 自主休講をしてきた友達を連れて、会場でのんきにたこ焼きを頬張る。私は大学生だ。いつものようにフジファブリックがフリーライブをすると決まって、一人騒いでいると、フリーライブならと一緒に代々木公園野外音楽堂へと向かうことになった。友達は、フジファブリックを知らない。かろうじてその名前と、とある音ゲーのおかげで銀河だけ知っていた。音ゲー様さまである。音楽を知る手段はネットやライブ、そしてCDショップだけではないことを改めて実感した。私は敢えて楽曲を勧めなかった。もし友達が必要とするのであれば、楽曲を知る手段はたくさんあるし、ライブ会場へいって初めて体感する楽曲、というのもまた趣があっていいと考えたからだ。


 会場を埋め尽くし始めた人の山を眺めると、良い緊張感に包まれるものだ。久しぶりにフジファブリックのライブに来た。忘れもしない、12月のあの日以来のライブだ。あの日とよく似た冷たい風が、開演時間が迫るごとに強くなる。志村よ、寒いではないか。どうせ連れてくるなら陽気な温かい風にしてほしかった。

 

続きを読む
< >
音小屋一期Twitter
カレンダー
<< 2012年10月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31