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『塩梅』




「ねぇ〜」


「ん〜?」


「なかみなんがいい?」


「俺、シャケと昆布」


「ん♪」


「あっ、でも、塩むすびが食いたい。」



..................




炊きたてのごはんを、粗塩をつけた両手の掌(たなごころ)のくぼみでご飯をむすぶのは


神仏への拍手


合掌に通じる敬いが込められているという。



手の温もりとご飯の湿り気で粗塩が溶け、ご飯に浸透するとき


ぐっと旨みが増す不思議。



古来、万物が生じることを
【産巣日】という言葉の由来から


とか、


また、握る動作は片手で出来るが、むすぶ動作は両手がいるゆえに

丁寧に おむすび と呼ぶのだとか諸説あるが


米と水と塩


この素朴な絶妙な食味に騒がしい味付けはいらないのかもしれない。






去年の梅干し(^.^)b
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