無知




嫌われるのが怖くって
くだらない嘘をついた
それが習慣になってって
嘘だらけの自分ができた

「どこで何を間違ったの?」
そんなの本当は知ってるの
目を逸らしたまんまでは
涙以外は産まれないの

水分だけで幸せなんて
組み立てられるほど
器用な人間なんかじゃないから

僕は優しさを知らなくちゃ
沢山もらって来たはずなの
その1つ1つに目を向けて
あげらんなかったから
みんな逃げ出してしまったけど
僕がもらってた優しさに
今気づいてあげられなければ
いつまでも真っ暗な穴ん中
うずくまって、大昔の
宝物ばっか抱きしめて
それしかできないまま
滅んでしまうよ

そうなる前に、
救いだしてあげなくちゃ