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よくばり




誰かに求めた慰めは
行き場を失って
いつも墜落する
間違ってた
間違ってた
他の人は僕じゃない
僕じゃないのに
理解を求めるなんて

普通のふりして
よく見たら狂ってた
僕は僕のための
慰めになろう
僕も誰かの
期待を墜落させて
きっとそうしてみんな
うまくやってる
'よくばり'
じゃないふりしながら


君が僕を離した日




一人より二人
二人より三人
増えた数だけ孤独が
色濃くなるのは何故だろう

君と僕
隙間と隙間
沈みそうになる僕に
差し出された手は
夢か幻

そうだと思った
頑なに信じていた
'触れられないものは
輪郭のない
曖昧なもの'

やわらかい笑顔
歪ませてしまったあの日まで

ぐらぐらと揺れる輪郭が
そこに存在していた愛を
証明してくれたのは
君が僕を離した日
飛散していく涙の粒
輝いていたそのすべて
尊いそれら、見つけたのは
君が僕を離した日

心でしがみついていた
はっきりとそこにあった
愛の形
初めて信じられた日





生きてるだけでいいんだよ
居てくれるだけで嬉しい、だなんて
そんな嘘っぱち
気安く吐いて
私を貶めないで
すがりついたら最後
頼りにしては駄目よ
まやかしの優しさ
ぺらっぺらの愛情
そこには生きられない
根を生やせない程度の水
飢えた私の命
脆弱にするだけの偽善
それは強い人へ
強い人へ与えてくれよ
私は私なしじゃ
生きられない程
危機的な、しかし
淀みのない愛情
求めてるんだよ

一人じゃ立てないほど
懇願されなければ
信じられないほど
カラカラの崖っぷち
座り込んでる

こんな場所じゃ
誰も来ないこと
本当は知ってた

何億年
こうして
枯れ落ちて
何かの一部になるまで
じっと耐えるのが
命なのだろう

月なんかじゃなかった




光がないと輝けない
だれか
光がないとわたし
見つけてもらえない
月みたいだ
君は太陽でわたしは
月みたいだ、って
思ってたけど
そうじゃないみたい
わたしは月にはなれない
高い高い場所
穏やかに佇む
わたしは月にはなれない
こんなにもちっぽけで
世界のすみっこ
低い低い場所
うずくまってる
わたしは君を
見守ってはあげられない
穏やかな笑顔で
どこからでも感じられる
あたたかい優しさ
わたしにはできないこと
わたしにはなれないもの
わたしは
月なんかじゃなかった

花と雑草



うずくまる僕の背
じきに雑草が生え
醜い僕ごと
覆い隠すだろうか

そうして害さぬ森になり
そうして害さぬ酸素になり

君の好きなあの花も
咲かすことが出来るだろうか

森は花に水を
森は花に養分を
そうして清らかな
その一部になれるなら

僕は僕をも愛せるだろうか

清らかな人

僕を黒く白く
時に鮮やかな
色の中に沈める人

恐ろしいほどに敷き詰められた
どこまでも続く
花々の海

美しい極彩色
沈めば僕は
呼吸すらもままならなかった



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プロフィール
ハスマさんさんのプロフィール
性 別 女性
年 齢 27
誕生日 2月25日
地 域 東京都
血液型 A型