散り散りちりちり
末端から、熱傷
侵蝕されてく思考の
端から恥、目を背けて
散り散りぢりぢり
末端には、症状
目に見えて只痛々しく
端には恥、赤ぐろい痕

潤うために涙
垂らしたら色づいた
気持ちわるい
とても気持ちわるい色
それは何色ですか
狂おしくなる
(あか 赤 赤赤赤赤)
願い下げだ
しかし、今更、なんて
避けられない事実を
吐き捨てそうになる口は

遮断、された




(塵と判断された其れから背けそうな眼差しは既に、ころされた。)