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変わりゆく理由

話題:存在理由

私の存在理由は、「誰かに必要とされること」だった。
必要とされない自分はいらないから。だから、いつも理由を人の中に求めていた。

月日が経つにつれ、理由を求める相手は代わってゆく。
親、友達、恋人…。それでも私は満たされなくて、いつも誰かに理由を求め続ける。

私は生きてていいんですか?
産まれてきて良かったのですか?

そんな、誰も答えをくれないことを問い続ける。
いや、答えなら最初から用意されているんだ。だけど私はその答えに納得ができなくて、受け入れられなくて、問い続けることを止めないの。

何て、愚かなことでしょうね。
本当は最初から、解っていたの。

いけないのは、変われなかった私なの。

でも、今は少しだけ、少しずつだけど、変われてきた気がする。それはほんとに周りのおかげ。側に居てくれるあの人のおかげ。

みんなが私に、理由を求めることより今の自分を受け入れることを教えてくれる。

今の私の存在理由は、私自身の中にある。

唇に触れるのは、

話題:キス

キス、と一言に言えども、する場所はたくさんある。

おでこ、ほっぺ、首、胸、手、足、唇。

何処にキスするのも、されるのも、私は好きだ。

キス、というものは、何処か特別なものな気がする。しかしそれは、相手が自分にとってどのような存在であるか、という部分が大きい。

私は、キス自体が結構好き。好きな人間への愛情表現として、男も女も構わずする。まぁ、相手が了承してくれてる場合、だけね。

だから私の中で、キスを「したい」と思うことは、それほど重要なファクターではない。問題は、相手とのキスを特別に思うか思わないか、だ。

特別で、幸せなキス。
1番思い出すのは、私の心を捉えて止まないあの人。
彼とのキスは、一生の宝物。

そしてもう一人、最近キスをした人。酔った勢い、だったけど。
彼は本当に、家族みたいだ。一緒に過ごす雰囲気が、とてもあの人に似ている。だけど、決して重ねているわけじゃない。

彼となら、いい関係を築いていけそうだと思ったけど、生憎彼は親友の彼氏だ。すぐに別れるかもしれないけど。
キスしたい、と、あの人ほど思うわけでもないし。

私が今度、特別で幸せなキスをするのは、一体いつなのかな。

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