話題:本の感想

本日(もう昨日か)Amazonから届いた『新世界より(中)』を今読み終えました。
442ページで7時間かかった
私読むの遅い...(;´д`)


てか……うん。
中巻は、なんと言ったらィィんだろう…

まず読破直後の感想としては

あと1冊で終わるの?


あらすじをググったイメージでは今巻からバケネズミの反乱が起きるものと思ってたから、アレ?という感じ。
ここまで面白いのだから最後駆け足にならなきゃ良いけど。


中巻は承・転の話でしたね。
5人の中で最大の実力者、瞬が死にました。
最初に設定を調べたから死ぬ事は分かってたけど「タイプなキャラ設定やん」と思って読んだら想像以上に余りにも出来た人物だった。

ハリネズミ…ではないけれど、近くにいる人だけでなく生物や環境そのものを無意識に殺してしまうというのはどんな気持ちだったんだろう。
湫川泉美といい、何でよりによって、自分を殺そうとする人達の為に悲しんで死ねるような人が業魔になるのか。

作中ではミノシロモドキと瞬の発言からパニック障害に近いものという事だったが、やはり頭が良く優しい子供が、自分や周りの生活の全てが故意に造られ管理されているものと知って何のストレスも抱かないわけがないって事なのかな。


組織の中で長生きするには、ある程度バカであるか、それこそ早季のように清濁飲み下せるか…という作者のある種の諦観というか、世の中に対する皮肉を垣間見た気がした。


とりあえず言えるのは瞬は最初から最期まで恰好良かった。カルチャーショックが強すぎて泣けなかったのが残念。
月日が経ったらもう一度読み直してみよっと。


下巻がもうすぐ届くはずだけどなぁ…
待てないぃぃぃぃ!!

ハッピーエンドで終わりそうにないけど、せめて最期の最後には瞬が笑えればィィなぁ...

続きは下巻を読んでからですな。



























アニメ1話目から爆死の予感\(^o^)/