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人間は誰しも、自分が知らない間に
相手と自分の優劣をつける。

もうほんと、それは無意識に。


自分より優れている人には
尊敬を抱いたり、羨んだり
時に妬む。

自分より劣っていると判断した人には
見下し、同情し蔑む。



いくら仲良くても、他人に変わりはないから
合う、合わないが生じる。

合う、合わないも全てその人自身の
ものさしでしかない。

合うと思っていた人が合わなくもなり
合わないと思っていた人が合う様にもなる。



自分より劣っていると判断した相手から
あなたはどの部分から優位を見出したの?

経験?
友達の人数?
容姿?
お金?




私の周りにそんな優劣をつけない人間が
1人居る。

もしかすると私が気付いていないだけで
実際は優劣をつけてるのかもしれない。

でもその人と深い関係になっても
そんな事を微塵も感じさせなかった。


誰にも悟られない様に出来る程
賢い人ではない。


きっと生まれつきそうなのだと、
その人の持った天性なんでしょう。




私もやっぱり他人に対して優劣をつけてしまう。

友人と赤の他人が溺れていたら真っ先に友人を助けるだろうし
母親と友人が溺れていたら、母親を助けるでしょう。

それは本能的ではなく、能動的に。



でもきっとその人は何の欺瞞もなく
友人であろうと、他人だろうと
血の繋がった家族だろうと全てを助けたいと思うのでしょう。

私はそんな人間を妬ましく思うのです。

復讐は否か。




腑に落ちない事。

私の事ではないが私の知人。


ただ経過を見守るべきなのか。

そんな広い心が私にはあるのか。


私の事でない事に私が手を出すのは
お門違いなのか。


あと1時間。

復讐は何かを生み出すのか。

違和感。

ただ左から右に聞き流していた話への
違和感。


すごく気になっていたので
ゆっくり考えてみた。


(Aくんは置いといてBくんとCくんが辞めるのでみんなからメッセージを集めてプレゼントを考えてるんです。
協力して下さいね。)

その時は深くは考えてなかったのだけど

違和感。

(はーい、了解。)
と返事をしたものの、違和感。


A,B,Cと共に今春で辞めるバイトの男の子。
オープニングから3年勤めてくれ、就職を機に退職。

私に話したその子は個人的にB,Cと遊んだり飲みに行ったりと交友がある女の子。



ああ、分かった。

私が感じた違和感は
(Aくんは置いといて)の部分だ。

なぜ、その子には同じ様にメッセージを送らないのか。


ただの仲良しごっこの延長線上のイベントじゃないか。



同じ時期に3人が辞めるんなら
3人に同じ様にするのが当たり前じゃないか?

貰えない1人の子がどう思うかを考えないのだろうか?



そんな贔屓は私は大嫌いだ。



その2人だけにそうするなら、私は手を引かせてもらおう。

協力など、したくもない。


仲良しごっこはそいつらだけでやればいいじゃないか。



私の知人が言われてる陰口を私に高らかに話すあの子の真理が私には分からない。

寧ろ分かりたくもない。



ああ、見た目や一時の感情でダラダラと悪口を言う人って
なんて格好悪いんだろうか。

そんなにお前はこの世界で優位なのか。



きっと私の事とかだって言ってるんだろう?

だから、人間は嫌い。





反面教師。


私もそんな奴らと一緒にならない様
精進するのみ。

神様は残酷です。





夜中に鳴った携帯。

こんな時間に携帯なんて鳴るはずもなく
ここ最近、誰ともメールのやりとりなんてしてない。

明日会う友達とは場所も時間も決まってる。



そう思って見た携帯のディスプレイには
同僚くんの名前。

もうほんとびっくりして
嬉しくなってすぐに届いたメールを開いた。


見た瞬間に愕然とした。

(◯◯さんの連絡先教えてもらっていいですか?)

それは同僚くんと映画を見に行くかもしれないというバイトの女の子の名前でした。



明日、見に行く約束なのに連絡先を知らないとかで教えてほしいと。

それを私に聞くのか。



ほんとに神様はいじわるだ。


本当は知らないのなら教えたくないし、映画も行ってほしくないけど

(なんで約束したのに連絡先知らないんですか?!)
って書いて連絡先を送りました。

それから何通かメールのやりとりをして
本当は行ってほしくないのに
(明日は楽しんできてくださいね)
ってメールで嘯く。



まさかのメールに喜んで
内容で一気に奈落に蹴落とされたよう。




連絡先なんて私じゃなくてもいいじゃないか。

例え見に行ってたとしても聞きたくなんてなかったのに。


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