遅れてしまったけど、うちの夫婦の夫婦で猫の日の一幕。
今回奥様付きのメイドさんの小春さんが出てくるぞ、と。



「なんです? これ?」
「見て分かりませんかー? 猫耳ですよ、猫耳!」
「…で、どうして私がこれを着けなくてはいけないんですか?」
「やだなぁ、着けなくてはいけない訳ではありませんが、これをつけて誠一郎様に当たって砕けてみてはいかがですか…って提案ですよー」
「嫌です。絶対に嫌」
「えぇ? 可憐様お似合いになると思いますのに!」
「似合いたくありません!」
「せっかく作ったのにー! ふわっふわで、高級感溢れる手触りにしたてたんですよほらっ!」
「(ふかふかっ)本当ですね…これは…本物みたい…」
「小春特製ですからっ♪ 使わなくても、もらってくださると嬉しいです!」
「もう、仕方ないですね…」
「うふふっ、ありがとうございます!」


後日、何となくふかふか触ってたら旦那に発見され、
「ちょっと着けてみてくださいよ」
とか言って迫られつつも、
「そんなに着けたければ、自分でつけてくださいっ!!」
がっと猫耳を着けてやり、
「ぶっ!」
と吹くオチがついてきます…