つぎはぎ

行こうか迷っている内に忘れかけ、某フリーペーパーを見て思い出し（ありがとうございます）期間終わりそうだったので、休み利用して行ってきました！

とても盛り沢山な展示でした。ありがとうありがとう。トイストーリー３観直してから行くんだった！
図録売り切れで、発送８月だそうです。楽しみにしてるよ。
収録されてない作品沢山あるけど…でもバッグより安いから仕方ないね…（図録は安いバッグは高い）


ではメモ

3Dメインのアニメ会社さんですが、はじまりは紙とペンから！だって。
やっぱり紙とペンって偉大だと思いました。

マックウィーン役の土田さん（私のイメージはカクレンジャーのサイゾウなのよ！）が解説されているということで、音声ガイドを借り…
安田さんの声も落ち着いて鑑賞できる良いお声でした！

ルクソーJrのお出迎え（立体も）から、年表や初期短編まとめ
ウッディとバズの初期設定の腹話術人形タイプとミニサイズタイプの展示（近くのカップルが、えっウッディ？wwwこれはないwwwとしきりに言い合う程にかっこよくないwwwバズはニセモノバズみたいに小さくてころんとしてかわいかったです）

ピクサーさんは、製作期間の3/4ストーリー作りに費やすそうです。
展示されていた製作風景やスタッフさんのコメントでも、しきりにストーリーが大事！！と熱演！熱弁！されていました。
みんなでストーリーを考えるっていうのは、時間がかかるけど、アイデアの限界が無くなるのが良いよな〜と思いつつ。

ロッツォの3Dのモデルから、簡易的な動き→細かい動き→表情→もふもふとか細かい所→光、仕上げ
の行程が分かりやすくておもしろかったです。
2Dアニメには無い作り方だよね。
2Dに無いといえば、設定画から彫刻を作るというのもなかなか無い行程だな〜と。
しかも何個も作るらしいし…ギョロ目ちゃんはヒゲはえてたり、腕無かったりするのが展示されていた…
他の設定で全身毛むくじゃらだったりピンク（オレンジも有ったらしい）だったり…あれはあれでかわいいかったw特に毛むくじゃらのは色々表情があったので。


カラースクリプト（色、光、空気感が大事）
光と影のコントラスト
キャラの立体感が素敵だった！あれで漫画作れそう！
CGはキラキラしてきれい
パステルは温かい絵本みたい
アクリルはアメコミ感バリバリで全部素敵！


こういう、作品として表に出ない資料が非常に沢山有る、捨てられるアイデアの方が多い、落ち込まずすぐ切り替えるって…これがプロクリエーターの世界か…と…
だって（ラフ以外）どれも完成されたイラスト、芸術作品のようで、でもそれは作品として出ないという…すごい…

ゾートロープ、ジブリ美術館の展示からのアイデアらしいです。
これはっジブリに有ったやつ！！と思ったら解説されました。
奥からぴこぴこやってきたエイリアンが、シーソージャンプさせられて床にドボンする前で、別のエイリアンがずっと手を振っているのが色々ツボでしたw
後みんなでパラシュートしてるのも！
ウッディはパカラッパカラッしてて
バズは例のボールの上でぽよんぽよんしてて
ジェシーは投げ縄ヒョイヒョイしてました。


モンスターズインクのコンビペンイラストはショッパーにも、図録にも掲載！
ところが、他の大学の２人が街ぶらしてる？のとか、退学後門の前に佇んでいるのは未掲載！？（見本パラ見した限り）…切ない…
学長と図書館司書の初期アイデアが怖い！！学長踏んで！！ってなる。
他のチームはファンの数も声援も凄いのにOKだけメンバーのみでベンチ空でぽつん（かわいい）

ニモの魚デザインも、ずらーっと展示で、カラフル綺麗でした。こちらも図録は1ページ分のみ。
ニモの魚たちの表情は、ギョロ目ちゃんの瞳作りの経験が活かされたそう。
偉大なギョロ目ちゃん。
ニモのストーリー、フラッシュバックにしたかったシーンはうまくいかなかったというのが、本編でどうなっていたかあやふやなので、また見直したいです。

謎のエドナさん推し、凄い推してる（監督だから？）。
ダッシュくんかわいい。

レミーの彫刻がかわいい
レミーの動き設定のラフがかわいい…
何で静止画なのに動いているように見えるのか、アニメーターさんの線て本当にすごい。
イーゴさんのイラストもいかにも悪魔、悪役、って感じで拡大された方は偉い迫力…
彼良い悪役だと思うんですよね…「料理っていいな」って思わせてくれる悪役…


ウォーリーからピクサー作品を映画館で観るようになりましたので、思い出深いです。
でもウォーリーは人間の登場シーンは映画の中のみで後は全部カットで良かったんじゃないかと当時から思っているのですが…今見たら印象変わるのかな…。
双眼鏡の上げ下げが、感情を現しているみたい→ウォーリーの顔になった

カールじいさんの見どころは、やっぱり冒頭シーンなのだと確信w

メリダのカラースクリプトは11万枚
なびくボリュームたっぷりの髪の毛は大変だった

ヨロコビ→星
イカリ→レンガ
カナシミ→涙の形

アートスケープ
映画館スクリーンより細長いスクリーンに映し出される映像
アクリル、パステルなどアナログイラスト中心で構成されていて、あちこちピクサー世界を旅できる。
草むら、海、荒野、空、色々
ドアがパカパカ開いて、色々な色彩アイデアのサリーが出てきたり（それぞれ違う悲鳴付きw）、
赤と黒中心の強烈なイラストは（効果音もゴゴゴみたいな）見ている子どもが「怖い」と言っていたり、

ラストはきちんとライトが消えて終わるという…

うーんおもしろかった！

今まで観たことのある作品は、また観たくなり、観たことの無い作品は観たくなりました。

何から観ようかな〜。

出口に有った、サリーとマイクの撮影エリア、前に近所の映画館に有ったのと同じだった！一応撮影した！ありがとうカップルの彼女さん！



常設展の方も面白かったです。
気に入ったのは、沢山種類と数のレコードプレーヤーから音がランダムに流れてくる（音楽じゃなくて、引っ掛けたり、引っかいたり、コツコツとかきゅるきゅるとか鳴る）作品
赤青鉛筆を中央から削って並べたり、消しゴム付き鉛筆を消しゴムの方から削って並べている作品、
銀行の通帳とカードが並べてある作品（！？）
彫刻刀（多分）で削り切らずに残してある部分ばかり無数にある作品とかです。
後、パズルのピースを一本の線に繋げてうねうねさせてるのとか
意味が分からなくて面白かったです！