遅れてしまったけど、うちの夫婦の夫婦で猫の日の一幕。
今回奥様付きのメイドさんの小春さんが出てくるぞ、と。
「なんです? これ?」
「見て分かりませんかー? 猫耳ですよ、猫耳!」
「…で、どうして私がこれを着けなくてはいけないんですか?」
「やだなぁ、着けなくてはいけない訳ではありませんが、これをつけて誠一郎様に当たって砕けてみてはいかがですか…って提案ですよー」
「嫌です。絶対に嫌」
「えぇ? 可憐様お似合いになると思いますのに!」
「似合いたくありません!」
「せっかく作ったのにー! ふわっふわで、高級感溢れる手触りにしたてたんですよほらっ!」
「(ふかふかっ)本当ですね…これは…本物みたい…」
「小春特製ですからっ♪ 使わなくても、もらってくださると嬉しいです!」
「もう、仕方ないですね…」
「うふふっ、ありがとうございます!」
後日、何となくふかふか触ってたら旦那に発見され、
「ちょっと着けてみてくださいよ」
とか言って迫られつつも、
「そんなに着けたければ、自分でつけてくださいっ!!」
がっと猫耳を着けてやり、
「ぶっ!」
と吹くオチがついてきます…
ということで、呟いた奴まとめてみましたーうちの夫婦の愛妻の日のやり取り…
「あら、お帰りなさい…って、何ですその花束(しかも薔薇)」
「ああ、俺からあなたにですよ」
「ぶっ…!! どういう風の吹き回しですか!?」
(だから嫌だったんだ…)
「でも、ちょうど花瓶に花をいけたいな、と思っていた所なんです」
「はぁ、そうですか」
「素敵なお花ですものね。綺麗に飾ってあげましょう」
「貴女が花を? 明日は槍が降りますね」
「な…っ! 失礼ですよ! いつも、花を飾っている私に対して!」
「そうでしたか…? 生憎花に興味がないもので」
「貴方はそうでしょうね! まったく…せっかくこんなに素敵な花束をくださったのに…」
彼らしくなくて、思わず吹き出してしまったけれど、素直にお礼を言わせてくれても良いのに…やっぱり嫌な人!
という奥様に対して、
こうして彼女が喜んでくれるのなら、また花を買ってくるのも悪くないな…
たまには『自称』友人のお節介も役にたつものだ…
とか思ってる旦那…勿論奥様が花好きでいけてるのは承知でございます…
という夫婦…せっかくなので、夫婦の日は奥様からアクション起こしていただきましょうか
Twitterで上げた小咄改訂版。
バルハサお題。『同じ歩幅で歩く』
「ケッ、置いて行くからな」
「ま、まって…!あ…っ」
慌てて走ろうとしてつまづくハサハ。
「…っ!」
思わず涙目になるも、バルレルが戻って来て、手を差し伸べてきた。
「ヒヒヒ、どんくせェなあ…掴まれよ」
「ありがとう…」
手を繋いで再び2人は歩き出した。
「いつも、こんなふうにやさしかったら…うれしいのに」
「ケッ!それじゃあ普段は優しくないみたいな言い方だな!」
それに今だって、優しかったとは言えない。ハサハが転んだのを見届けてから、手を差し伸べたのだから。
コレを言わないのは、単にその方が愉しいからだと、バルレルは信じて疑わない。
という、やっぱり嫌な奴なバルレルさん
あさってたら、テンプレ満載☆火サスなカサポム?小話も出てきたのでついでにー(笑)
まさかこれの漫画もどきを描くことになるとは、思いもしませんでしたw
「もういいんですっ!放っといてください!!旦那さまを殺してしまったわたくしに、もう居場所なんて無いんですからっ!」
「え、えっト…そんなことはありませン…あなたのことを待っていル人が…」
「ポムニットー!!」
「ア、うわっ」
「ポ、ポムニットさーん!」
「おじょうさま…!おぼっちゃま…!!」
「ポムニットのバカ!!何1人で思い詰めてるのよ!」
「ポムニットさんが、僕たちのことを、思ってしてくれたことは分かってるよ…!」
「だから、あたしたち待ってる…」
「ポムニットさんが罪を償って戻ってくるまで、ずっと待ってるから…!」
「う、うぅっ…お二人共、申し訳、ございませんでした……」
(台詞がすっぽ抜けてオロオロしていたカサスさんに連れられて、去っていくポムニットさん)
ざざーん! ブロンクス家殺人事件、完
↑テイラーさんて悪者にしやすいよね…ごめんなさい大好きですツンデレ親父…!
『3RTされたら、「想い人に」「臨終の間際」「真剣な顔で」、「バカ」と言うアズリアを書(描)きます』 っていうお題からTwitterで呟いたのまとめ
本当は泣きじゃくる先生の絵も描きたかったのですが、いかんせん私にはハードルが高かった…!
俺はただ、震えながら、彼女の手を握っていることしかできなかった。
浅く呼吸を繰り返しながら、どこにそんな力が残っていたのだろう。彼女が俺の手を強く握り返してきた。
「泣くな…バカ…」
最期の瞬間まで、君は人の心配ばかりだ。
誰よりも苦しいのは、君の方なのに。俺は君のために何ができたのだろうか。優しさや強さに甘えてばかりで、何もできなかった。後悔や懺悔の気持ちでいっぱいの心が悲鳴をあげている。それだけではない。まだ、まだ…逝かないでくれと叫ぶように祈っている。
「お前は、本当にバカだ」
今この時、側にいてくれただけで。私は。