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世界の狭間



んー……


やっぱり現実は
うまくいかないですね…



ビデオ買いにいこうかなって思ってたんですけど
なぜか吉村さんにガンミされ(笑)←


行きづらくて断念(弱)
 
後ろで仕事してる木村さんは気付いてくれる気配全くナシ★



あたしは吉村さんじゃなくて
木村さんを見てたんだけどな(笑)



まぁ……

姿見れただけで
幸せですよ


涙の温度




夢見ました。



木村さんの。



なかなか告白しないあたしに
痺れを切らした木村さんから

ちょっとヤケクソ風な告白をされて


何言われたかは
全然覚えてないんですけど

怒鳴られる!!って思ってビクッてなったのは覚えてて…




流れる涙が
自分の頬の温度より温かくて


抱き締められたぬくもりとか
腕を回した感じとか


現実に起こったこと?って
錯覚しそうなくらい

鮮明で。

 

好きって言いまくって


空白を埋めるみたいに

何回も抱き締めて、抱き締められて



夢……もうあのまま
醒めなきゃ良かったなー…(笑)



夢の中の木村さんの腕のなかは
とろけるくらい暖かくて
優しくて、でも力強くて




幸せでした



あー……切ないな


夢から醒めたこの世界は



ね、好きだよ


木村さん



ガラスのハート


※メンタル注意







考えれば考えるほど

ぬかるみにはまっていって
混乱して

結局ふりだし、あるいは
それ以前の段階にまで戻ってしまう



自分でも何がしたいのか
どうしたいのか
良く分からなくて


いきなり病み期のスイッチオン(笑)


いや、笑い事じゃないんだけれど

自分で自分の首絞めてるんだから
どーしようもなくて


だけど
誰かに『大丈夫だよ』って言われたい


なのに……あまのじゃくな心は
そんな求め得た言葉さえも疑う。



本気で人を愛せない人間に
生きてる価値はありますか?



死にたい、とか
そんな感情を持ってる訳じゃないし

今はそんな風には思えない。


きっと、木村さんと離れて何年って経っても
あたしは生きてると思う


ただ


あたし


木村さん以外愛せないんじゃないかって


離れても大丈夫だよね、って
言い聞かせるたびに


さらに依存し始めてる自分と

 

恋に臆病になり始めた自分を見つけた。


『もう……こんな思いしたくない』

『これからは本気で誰かを好きにならないようにしよう』って

心が素直な好き、って感情を閉ざし始めた



離れるんだなって実感するたびに
木村さんばっかり求めて


好きで、好きで、好きで


大好きで。


気が狂ったみたいに
木村さんしか見えなくて


木村さんだけが好き



そしたらあたしは
また、あたしを好きになってくれる人を傷つける。



男性恐怖症はまだ残ってて

やられた仕返しみたいに
その人は何も悪くないのに
男はみんな同じに見えてきて


わざと傷つけるような言葉を吐き捨てる



木村さんしか好きになれないって


『まだこの子、井のなかの蛙やから。
世間出たらもっといい人いてるよ』

『今そんなこと言っててもね
いつかは嫌になるんよ』

『あんな人どこにでも居てるわ
もっと格好良い人いてるやろ?』

『木村さん?もーええやん』


そんな言葉聞き飽きた 


でもね、何度だって同じ言葉を返してあげる



あたしは、格好良いからってだけで
こんなに好きになったりしない


井のなかの蛙だろうが
あたしが好きなのは木村さんだけ
必要なのは木村さんだけ


世界中でどんなに探しても木村さんは
一人しかいない

代わりなんていないし
いらない



あたしは木村さんが木村さんだから好きなの

木村さんだから大好きだって思えるの


クサイ例え話……
木村さんが今事故にあって
血液が足りないなら

あたしの血、いくらでもあげます

臓器が必要なら
どこでもあげます


例え、あたし自身
命を落とすことになっても


そんなの口ならなんだって言えるわ
そう嘲笑う人がいるなら 

誓う

あたしは本気だよ


引かれようがどう思われようが

あたしは木村さんのためなら
何だってできるよ


限りは自分でも計り知れないけど



それぐらい

あたしは

木村さんが好き




うん
好き……大好き


大好きなんだよ

理由なんて、



今日(もぅ昨日か)は
久々に……っていっても
制服でなら5日、でも実際は3日ぶりなんですけどね(笑)
25日に会えたので(´v`)

木村さんに会えました(はぁと)

日曜も行こうと思えば行けたんですが


学校の進路懇談(?)があったので
車で帰宅して

お店に行けず…。



で、今日



エスカレータをのぼって見えたのは

木村さんと……あと男性店員さん←


結局視界には木村さんしか入ってないんですよね(-ω-`。)←


木村さんをロックオーン!!!


……が!!


お客さんに遮られる


……が!!!


こっちに気付いてたのか
木村さん、顔をずらしてくれて(はぁと)


ばっちり目、合っちゃいました(´v`)ぐふふh(殴)


なーんか久々♪
木村さんが気付いてくれた時に
こっち向いてくれるの♪



木村さんには17歳としか伝えてなかったので(告白時)
あたしが高3って思ってなかったと思うんですよ(勝手な予想)……童顔だし(ボソ)


でもセンターの日に
お店の前通ったのが閉店30分前で
ほとんどお客さんもいなくて静かだったので
話し声も内容も、木村さんに届いてたはず←どんだけ

それで、あたしが高3だって
気付いてくれてたら幸いなんですけどね〜


そしてさらには
もうお店にたぶん来なくなる、
っていう考えに結び付いてくれたらもう!!(何)




『なくなって初めて気付く』


昨日の木村さんの視線は優しかった気が……


ビバ★オモイコミ



‥……なーんてね


期待しないほうがいいよね


そろそろ卒業式の時の写真出しに行くのと


ビデオも買いに行かなきゃ!


だけど

………怖い

また、前みたいに冷たくされるんじゃないかって

そうなれば今までの嬉しさがパーだもん



アタシハチキンガール


現実を見るのが、聞くのが、知るのが、感じるのが怖い


逃げてるだけだよね


情けない


(でも、好きなの)


揺らぐ水面



「あー…木村さんと結婚したいなぁ……」


『アカンアカン。
なんであんなヒトのために一生無駄にせなアカンのよ』


ねぇ…今なんて?


あんなヒトって

まさか木村さんのこと言ってるの?


『カメラ屋なんか給料少ないのに、生活できへんわ』


ねぇ……木村さんの何を知ってるのよ


あたしだって

すべてを知ってる訳じゃないよ?



だけど


だけど


木村さんの頑張りは、他の人より見てきたつもり



あたしが振られた理由も


『仕事が大事』だからなんだよ?



木村さんのこと悪くいわないで


木村さんは


あんなにも熱心に働いて


優しくて


格好良いんだから



あたしは


お金があるからって幸せな結婚できるなんて思えない


『世間出たらあんな人よりもっといい人見つかるから』


なんで分からないの


木村さんは


この世界でたった一人しかいないんだよ?



あたしが好きなのは

木村さんが木村さんだから


格好良いから好き、じゃなくて

木村さんだから格好良いって思う


木村さんが木村さんだから

それだけなんだよ



代わりなんていないんだよ

木村さんは世界中でたった一人なんだよ



なんでそんなこと言うの




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