スケブ見てたら、高校一年の時に描いた中二な絵が出てきたのでアップしてみる。
これを見た時、あまりの懐かしさに僕は吐きそうになった。

仮にゲロが出ていれば、2リットルはかたいんじゃないだろうかと思った。
僕はなんだかゲロの王様になれそうだと思った。
すると、僕はカエルはゲロの王様なんじゃないかと思えてやまなくなってしまい、小一時間ほど全裸で悩んだ。
カエルは寝ゲロするかしないのか悩んだ末、僕はふと口に放り込んだアルフォートのおいしさにたまげた。
僕は、あまりのおいしさに三食アルフォートだけで生活できるんじゃないかとさえ思った。

さて、最近見た映画の話をしようか。
最近は『スーパーカブ』、『笑の大学』、ジブリの『海がきこえる』と80年代アニメ作品の『迷宮物語』を見た。

『スーパーカブ』は面白くはなかった。

『笑の大学』、これは面白かったが、ゴローちゃんの演技が微妙だった。だが、シュールさは好きだ。一つの部屋での物語、そしてギャグのテンポ。こういうの好きだ。

『海が聞こえる』は前から見たかった映画だった。宮崎駿が『耳をすませば』を作ろうと思った原型らしいので。
出来は少し納得できない部分があった。
これだったら、同じ青春純愛アニメでも『秒速5センチメートル』の方が好きかもしれない。
もうちょっと長い尺にすればよかったんじゃなかろうか。

そして最後に『迷宮物語』だ。
『ラビリンス*ラビリントス』『走る男』『工事中止命令』のオムニバス形式アニメ映画。これはすごい。
『ラビリンス*ラビリントス』の理不尽な展開とシュールさが個人的にツボった。『ねこぢる草』や『天使のたまご』が好きな人は見るといいかもしれない。
この手の意味不明理不尽アニメは好き嫌いが別れるが、僕は好きだ。
80年代アニメの絵柄や表現、シュールさは見物なので、是非見ていただきたい。




それはそうと、僕は今日突然、高熱を出してしまった。
いや、突然と言ってしまうと語弊があるかもしれない。実は数日前から、発熱の兆しがあったからだ。
思えばあれは、一週間前の事だった。身体をぎゅうと締め付ける様な木枯しが、酷く印象的だった日だった。
僕は何を思ったか、画面の中の少女に何とか会おうと試行錯誤している内に、半裸でブリッジをしながら鮭フレークを片手にブリッジをし、『翼をください』をずぶ濡れで歌っていた。
それは裏声で、なかば奇声に近い『翼をください』だった。翼なんか絶対に貰えそうにない『翼をください』だった。

その時、僕は直感していた。風邪をひくに違いない、と。
しかし僕はやめられなかった。何故なら、画面の中のあの子になんとかして会いたかったからだ。

結果、僕はこうして風邪をひいている。だが、風邪になったおかげで気付けた事もあった。
そう。


             ....
僕が追い求めた娘は―――ただの絵なのだ!!



僕は落胆し、ベッドに横たわった。
僕は牧場しぼりが食べたいなぁとか思いつつ、イヤホンから漏れるボブ・ディランの、何処か田舎臭い曲に耳を傾けた。
やがて僕は爆発した。


粉塵爆発だった。