スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

終わりを迎えればまた始まりがやってくる


あと少しで年が明けてしまいますね。この一年グダグダしていた記憶しかありません←
思ったように更新できなかったし…あ、でも連載始められたのは良かったな。来年はもう少し更新頻度上げたいです。


年賀状企画といえば、毎日朝の七時からひたっすらパソコンに向かっているにもかかわらず未だ二十枚ちょっとしか完成してません……結構前から書き始めたのに何この遅筆…orz
今日は父が一日年賀状作りのためにパソコン使えなくてアナログで描いてたんですが……三枚しか描けなかったです。アナログ遅くなったな…´`
とにもかくにも、一月中にお届けできるように頑張ります。



今年一年お世話になりました。また来年も宜しくお願いします!
それでは皆さんよいお年をー。

色褪せたいつかのメリークリスマス

「晋助様ァー!メリークリスマスッス!」

日も落ち辺りが暗闇に包まれた頃、会合が終わり部屋に帰ろうと廊下を歩いていたら来島が妙に楽しげに笑いながら包みを持ってきた。そういや今日はクリスマスイブってェやつだったな…此処の所何かと入り用だったから俺としたことが祭りを忘れていた。
包みを開けると中には新しい煙管。簡単に礼を述べると来島は犬みてェに喜んで満面の笑みを見せる。

来島と別れて自室に帰れば窓辺に腰掛け空を眺める。漆黒の空から真っ白い雪がちらりちらりと舞い落ちた。月はなく重たい雲に全てを隠され部屋の隅に灯した灯籠だけが淡い光を放つ。火鉢から煙管に火を移し、ふっと軽く吸っては白い息と交えて静かに煙吐き出した。

聞けば、クリスマスは聖夜といい奇跡が起こるなんてふざけたことまで言われてるらしい。奇跡が起こることなんてない。奇跡なんてこの世にはないことをよく知っていた。

「起こせるものなら起こしてみせろ」

俺の願いを叶えられるのならば、叶えてみやがれ。挑発的にそう呟きゆっくりと瞼を伏せた。そして不意に灯籠の灯が消え部屋は暗闇に飲まれる。未だ暗闇に慣れない目は先を見ることが出来ない。カタリ、襖が開く音が響く。

「何にも言わずに部屋に入るたァ、随分な神経の持ち主だなァ…?」

目は利かずとも人の気配は分かる。ゆるりと人の気配がする方へ支線を向けて声をかけた。何も言わない人物は衣擦れの音だけを響かせて徐々に近づく。漸く目が暗闇に慣れて改めて目の前の人物を捉えた。そして、目を見開いた。自然と煙管を持つ手が震える。

「晋助」

ずっと聞きたかった声。その声が、名を呼ぶ。

「せん、せ、い」

あの頃と何ら変わらぬ姿の先生──吉田松陽はこちらを見下ろして穏やかな笑みを浮かべている。

うまく声が出ない。先生が此処にいるはずはない。否、この世にはいないのだ。これはきっと幻だ。今すぐ刀を抜いて幻を叩き斬ってしまえばいい。夢から醒めたらいい。なのに柄にすら手を掛けられない。二度もこの人を亡くすことなど出来ない。

「なん、で」
「…君に、伝えたいことがあったから」
「化けてて出てきたっていうのか?」
「そうかもしれません」
「聖夜に化けて出るたァ、先生も不粋なことをしやがる」

くつくつと笑ってみせ平然装うが声は微かに震える。先生は膝をついて俺の頭にするりと手を乗せて軽く引き寄せた。手の感触、温もり、確かに感じる。抵抗することなく身体を預けて先生の言葉を待った。

「ずっと謝りたかった。君達をおいていってしまったこと」
「先生」
「晋助も、銀時も小太郎も、皆大変な思いをしていたというのに私は何も出来なかった」

違う、それは違う。先生が死んで、それで俺は自分で修羅の道を選んだ。この世界を壊そうと決めた。先生を殺したこの腐った世界を全て壊すだけだ、と。そのために今まで生きてきたのだ。

「…いつか、皆でクリスマスを過ごしたことを覚えていますか?──…聖夜に奇跡が起こるという話をしたことを」

ああ、そうか。先生から聞いていた話だったのか。すっかりと忘れてしまっていた。来島から話を聞いたときどこかで聞いたことがあったような気はしていたのだが。

「…今日こうして君に会えたことも、奇跡なんでしょうね」
「確かに、な」
「謝ることが出来て良かった。ずっとそれが気掛かりだった」

ゆっくりと身体を離すと優しく微笑んで立ち上がった。背を向けてまた歩き出す。その背中が急に小さく見えて追い掛けようと腰を上げた瞬間、同時に名を呼ばれた。

「世界を、恨んではいけないよ」

振り返った先生の笑みが妙にはかなげで、引き止めることも叶わなかった。部屋を出た先生を追い掛けて見てももう先生の姿はない。乾いた笑みを浮かべて包帯で覆ってある左目に触れた。

「奇跡、起こっちまったなァ」

けどな、先生。
余計にこの世界が憎くなった。
先生を奪った世界が憎い。憎くて堪らない。
先生が生きていたら俺が進む道も違っていただろうよ。

ふと、道を違った戦友と過ごした事が頭を過った。

もう戻れない、いつかのクリスマス。



(この夢が醒めなければいいのにと何処かで願っている)

continue...

走る、飛ぶ、投げる

只今男子バスケの決勝戦観戦中なんですが、場所なくてみんなとはぐれました/(^p^)\
正直めんどい…教室戻ってお昼食べたいな←←
すきま風が身に染みるぜ…←

まぁ勝てたらいいんだろうけどねー興味ないや。寧ろ三組頑張r(ry)
シュート入りまくりで格好いいんですけど←

笑って泣いてそれが人生

昨日の夜に上げようと思った銀若土です。
沖田さんの変な薬で退化しちゃった土方さんにときめきまくりな銀さん…なんていう設定で漫画かSS描きたいなー…年明けになるんだろうけど´`
昨日年賀状描いてたんですけど納得のいくものが描けなくて完成したのはたったの二枚…ラフは五枚分くらい出来ました。このペースじゃ絶対間に合わないよ^p^←
頑張って描き上げねば…!!今日で学校終わりなので明日から頑張ります。


とりあえずNOPLANの「LAST PLAN」ってアルバムが欲しいです。○あげようとか君の中の少年とか入ってるんですよね、確か。
もうすっかり母と二人でどっぷりハマってます。NOPLANの人生という名の列車って歌は元々馬場俊英さんという人の歌で、NOPLANのも馬場さんのも素敵です。私的にはNOPLANの方が←
○あげようはしんちゃんの映画の主題歌だったんですね…歌詞調べてて知りビックリしました。この歌の歌詞も素敵ですよー。
「叶えるのが夢だけど 叶わなくても夢は夢さ
笑って泣いてそれが人生 平凡な毎日に…
人は変わってくモノだけど 人は変わぬコトも良くて
波乱万丈 十人十色 情けない自分にも○あげよう!」
……励まされるわー←
流石しんちゃんの映画の主題歌!←
今日も○あげよう聴きながら学校に行ってきます。


私は何処までおっさん好きなのか不安になる今日この頃←

きゅうまんだってなんですか←


え、ちょ、何この数字。企画と学校生活でウダウダやってる間に九万打迎えちゃってたよ。びっくりしすぎて二度見しちゃったよ←


…改めまして、無事に九万打突破致しましたー!!
此処まで来れたのは皆様のおかげです!お客さまは神様!!←
こんな辺鄙な処へ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
これからも皆様のご期待に添えるような絵と文章を書けるように精進いたします…!


あ、添付の桂さんじみーにフリー←
<<prev next>>