「クリスマスのその夜に」

ノルウェーの映画。

普段映画を見に行かない、行ったとしてもアニメ映画な私が珍しく自発的に観にいった。
小さな映画館での上映だったから、最初観る予定だった回は満席だったので、次の回に。



〜ストーリー〜

http://www.youtube.com/watch?v=NxNLSF6NouQ

一年に一度、クリスマスの夜だけは、大切な人と過ごしたい。
そんな願いを抱きながら、人々は家路を急ぐ。

イヴを迎えたノルウェーの小さな町。

結婚に破綻した男はサンタに変­装し、かつての我が家にもぐりこむ。
その友人の医師は、二度と故郷に戻れないと言うコソボ出身のカップルの赤ちゃんを取り上げる。
少年は、ご馳走を囲む家族よりもクリスマ­スを祝わないイスラム教徒の女の子と時を共にする。彼女の横顔をきらめく瞳で見つめながら―――

本作は、複数のエピソードが調和を保って語られ、それぞれの関係が繋がるにつれ、それぞれの人生が明らかになるにつれ、より深みを増していく。
凍てつく空の下、不器用なが­らも懸命に生きる人々の一日を愛に溢れた眼差しで綴るのは、これまでも北欧を舞台に人間の可笑しみと哀しみを描いてきたベント・ハーメル監督。
12月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開!
www.christmas-yoru.jp
(c)2010 Pandora Filmproduktion GmbH

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温かい人間讃歌の中に見え隠れする、人種や宗教、紛争、貧富の問題。
けれど悲劇的な雰囲気ではなく、ほっこりすると同時に、ある種の切なさのような気持ちを感じる。
そんなお話でした。