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失恋ショコラティエ

今日は手に入らず
発売日の
パン・オ・ショコラ



サクッとふわっと
軽く美味しく
漂うチョコの香り・・・





「サエコさん起きて」

そっと肩をたたく手

「そろそろ時間だよ」


綺麗な朝焼け・・・

近づく2人・・・

これは・・・


やっぱり
妄想かいっっ!(笑)

「サエコさん
お誕生日なんだ」

オリヴィエくん
み〜んな聞いてるよっ

あったかいスープを
作ってきてくれる
サエコさん

・・・の
止まらぬ妄想っ!!
今度は音っ
お囃し?!(笑)

薫子さんどうしたのかな?
いらついてるよね?


お友だちと
ご飯行きたいのに〜
吉岡さん
サエコさんのお話
全く聞いてくれないや

お母さんも
いい旦那さん言うけど


そうかな・・・?


あーっ薫子さん
関谷くんに
爽太くんに
告白したらどうか言われて
心揺れてるんだ!

パン・デピス

サエコさん
気に入ってくれるかな?

お誕生日は1月22日


「あのね私
爽太くんに
お祝いしてほしいな」


ケーキだけじゃなくて
私のことも
食べてくれる?


甘酒〜甘い甘い〜
甘酒売り屋さん
初めて聞いた!

お店を出ようとして

サエコさん帰ってきた


バースデーケーキ
作ってくれる?


じっと見つめる瞳
すごく名残惜しそうに

注文書残して・・・


「サエコさんが誕生日に
俺が作ったケーキを
食べてくれれば
それで充分」

それより今日のサエコさん
変だったんだよね

日持ちするものばっかり
買い込んで


「二度と来ないつもり
なんじゃないかって
そんな気がしたんだ」



会う度に抱きしめて
キスしたくなる衝動
抑えるのに必死なんだ

キス・・・

えれなさんの好きなキスは
不意打ち


そのまま・・・


「俺の好みは・・・」


サエコさん
こんなゆがんだ愛の練習が
いつか役に立つ日が
ほんとに来るのかな?

バカなことしてるって
俺たちはわかってるよ

それでも愚かな2人が
一生懸命考えて
こんな風になったんだ


ほんとだよ


蝶のケーキ

チョコレートに
夢中になるうちに
ついに寒さで
死んでしまうんだけど

魂だけになった今も
こうして
大好きなチョコレートを
なめに通い続けてる

せつなくて
かわいいケーキでしょ?

「重いわ!」(笑)


別のバージョン
このセミの抜け殻は・・・

「キモいわ!」


せつなさ・・・

ほんのちょっとだけ
そういう想いをこめるのは
許されるんじゃないかな

「サエコさん
喜んでくれるよ絶対」

賛成する薫子さん
ちょっと苦しい


主婦のお仕事に
専念しようと決める
サエコさん
宝物でちょこっと現実逃避

まつりちゃんと
仲直りするオリヴィエくん

えれなさん
爽太くんと
2人で歩いてるとこ
見られてるね


「この人なら
私の寂しさとか苦しさとか
理解して
くれるだろうなぁって」


倉科さんと
またお仕事一緒だー
爽太くんは
サエコさんとあれっきり

拍手喝采の中
2人でお誕生日を祝う妄想

「ほんとはさ
どうしても
考えちゃうんだよね」


なんで一緒に祝うのが
俺じゃないんだろ


誕生日にはサエコさんが
ケーキ受け取りに
来てくれる


「直接顔見て
おめでとうって
言えるんだから
幸せと思わなきゃね」



お店の祝賀会を22日に

「爽太くん1人でいるの
つらいんじゃないかなって
思って」

薫子さんの優しさ

でも
爽太くんと
えれなさんの関係
知っちゃった・・・

初めて会った時の印象は



別に・・・



手際がよくて器用で
使える子だなって

サエコさんのために
作ったチョコレートを
試食した時は
なんだかドキッとした

全身で
何か感じた気がしたけど


その時は何も


6年経ってあらわれたのが
背筋のしゃんと伸びた
身のこなしの紳士的な





ずっと前から見てたのに

脱皮して帰ってきてから
コロッと見る目を変えた

私はその程度の女だから

だから
今みたいな思いをするのも


当然なんだ




倉科さんと目が合った

思い切って話を・・・!


なのに目の前で叱られ


「もうおしまいですか?」

ショコラ・ヴィの前に
あらわれたえれなさん

お仕事でイキイキしてる
爽太くんを見つめる


「ダメだった」


倉科さんに
いいとこ見せなきゃって
空回りして

「わかるよ
俺も同じだから」


「違うよ」


爽太くんはそういう気持ち
ちゃんと自分の力に
変えてるじゃん!

いつも素敵なチョコレート
いっぱい作って
サエコさんを
幸せにしてるじゃん!


「私の片想いは
私を成長させてはくれない
爽太くんの片想いとは
違うんだよ!」






おいしかった・・・


チョコレート


「あれはね朝日だよ」

朝日をイメージして
作ったチョコレート

「見たいな」


「その朝日見てみたい」


朝日

昇っちゃった・・・

ありえねーーーっっ!!

走っても意味ないのに!
笑うえれなさん

「いいお天気
すっごく綺麗だよ」

私好きだよこの景色

寄り添って


(夢の〜中で〜
おおっ?ここで?!)


夢に見たスープ
えれなさんに
先に飲まれちゃった


「私告白する」


「もし今度
倉科さんに会えたら
好きって言う」


「がんばれ」

「爽太くんもがんばって」


(2番まで聴けたっ)


爽太とえれなは両想い

「僕がまつりちゃんと
したいと思ってること
いっぱいできて
うらやましいよ」


みんなこんな感じなのかな

笑っているけど
ほんとは泣いていたり

上手くいってるように
見えても
ほんとはきしんでいたり

サエコさんも実は
あんまり幸せじゃなくて

牢の中のお姫様を
助け出す役を
俺ができるかも
しれなかったり

するわけないか


でもいいや
もうすぐ顔を見て


おめでとうが言えるんだ


サエコさんの旦那さん
怒鳴って

あっ・・・




来ない

誕生日なのに

注文書・・・?


旦那さんだ!!


これはヤバいっ!
なんかヤバいっっ!!
・・・気がするっ


「妻が急用で
来られないように
なりまして」

Happy Birthdayのケーキ
チョコレートが
大好きな蝶



「あの!」


浮かぶ景色
2人で祝うお誕生日
幸せそうな夫婦・・・


「サエコさんに・・・
奥様に
お誕生日
おめでとうございますと
お伝えください」



これが現実だ

サエコさん
お誕生日おめでとう

明日も淡々と働こう・・・



留守録

「爽太くんどうしよう?!
倉科さんがいる」

えれなさん?

「いってくるね!
いってくる!」

「あとで結果報告する」

マジで?!
すげぇ!
何?このいきなりの
展開・・・



すすり泣き・・・


「爽太くん
ちゃんと言ったよ」


でも・・・


「ごめん
またかけ直すね」


えれな


えれなは失恋したんだ


「ごめん先行ってて」

「何それ?」


「爽太くんのお店の
打ち上げなのよ
それほっぽって
セフレに
会いに行くわけ?」


みんな爽太くんのために
がんばってるのに!

ただの
飲み会じゃないんだよ
わかってる?!

「うんわかってる
でもごめんね
えれなが・・・」


全然わかってないじゃん!


薫子さん
ひどい言葉を・・・


「俺のこと
ろくでもないって言うのは
別に否定しないけど
なんでそんな風に
えれなの悪口言うの?」

「薫子さんはえれなのこと
なんにも知らないじゃん」


えれなは
薫子さんを褒めてた

いつもなんかしら
人のいいとこ見つけて
素直に褒めるんだよ

「俺はえれなの
そういうとこ好きだし
だから一緒にいて
幸せな気持ちに
なれるんだと思う」

サエコさんだって
高校の時から
そういう人だったよ


「薫子さん
なんでいっつも
悪口ばっかなの?」


「俺は女の悪口言う女は
大っ嫌いだよ」


別に

「爽太くんに
女として好かれたいとか
カケラも
思ってませんので
断固お断りだし」


「俺も別に薫子さんのこと
そんな風に見てないから
心配しないでよ」





(これはひどい・・・)


サエコさん
やっぱりケガしてる

「あと残ったら
どうしよう?」

「別にいいじゃん
もう結婚してるんだし」

「俺は気にしないって
言ってんの!」
「私は気にするよ」


「まだモテたいとか
思ってんの?
誰に?」



電話が鳴る
薫子さんが出る

別に

「ケンカじゃないよ」

ただ


爽太くんは
私のことが嫌いみたい



「私も自分のことは
好きじゃないよ」




夜の街

えれなさんを探す爽太くん

お誕生日のケーキに
伝えたくてサエコさん

薫子さんは1人


電話が鳴った


爽太くん気づかない


会えないまま・・・




次回!


「俺失恋することにした」





CDプレゼントだっ!
「Bittersweet
ついにっ
今日発売だよーーっ!!
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