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そこにあるもの


昨日の夜、くるくるさんの朗読枠のTSを見て、というか聴いてたんだけど、ジャックと豆の木のお話はやるせなくて切ない気持ちになった。
最後の方は、ほろりと泣けてしまったほど。
シンデレラのお話は別の意味で涙を誘う内容だった。

幸せや愛を失ったジャック。
でも最後に、幸せについて考えることができたから、救われたんじゃないか。
そう聞いて、そうか…救いはあったんだな、と思った。
ジャックにとっての幸せを、どうか見つけられますように。
そう願うばかり。

シンデレラは最愛の幸せ(父)を失って、継母や姉たちも悲しみに襲われたけれど、残された花(シンデレラ)を守ろうとした。
それを知って、王子のもとへ嫁ぐことを決めたシンデレラ。
このお話のタイトル、「守る」ということが誰が何に対してか、またその行く末はどうなるのか、そういったことを考えさせられるお話だった。
父は家族を、継母や姉たちはシンデレラを、臣下は己の意思を、王子はシンデレラの心を、シンデレラは守ろうとしてくれた家族を。
それぞれの思いがいつか、暖かな陽に包まれて笑顔になるといいな、と思う。

そうして考えることは、人にとっての幸せはやっぱりそれぞれにあって、誰かが決めることではないんだということ。
ただ、お互いの気持ちが通じ合うことで、幸せを見つけられるんじゃないかと。
対人間の場合にね。
それが大勢になってくると難しくなるのは当然だと思う。
でもだからって、自分なりに人を思って決めた“幸せ”を押し通すのは、違う気がする。
結局は誰かの為じゃなくて、自分の為だから。

何が一番良いのか、どうすることが幸せに繋がるのか、きっと答えを出すには、まだ“心”が必要な気がする。
人に対してだったり、自然に対してだったり。
時間はかかる。
それを前提に考えることも、必要なんじゃないかと。
もっともっと、心を通わせる必要があるのでは?と思う。

今日で3年目。
震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
そして、被災された方々に心から穏やかに過ごせる時が、沢山たくさん訪れますように。


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