毎日のように使ってるバイトの帰り道の関越下のトンネルなんだけど、 出口付近で唐突に頭がクラっとして、周囲の音が水に潜ったみたいに 聞こえなくなった 頭がグラグラして乗ってた自転車からこけそうになったんで、トンネルの端に よけようと前を見たらなんか目の前に小さい女の子がいた 眩暈でトンネルの出口とか周りの風景はぐにゃぐにゃしてたけど、その女の子 だけはハッキリ見えた そんでいきなり悲鳴を上げだしたんだけどこれがマジヤバイ 自分の前で叫んでるのに声だけは自分の耳元にイヤホン差しててそこから 再生されてるみたいで眩暈と相乗効果で何故か無性に吐き気催した

頭フラフラになりながら手探り状態でペダルに足を乗せて、トンネルを つき抜けた後、すぐそばの住宅街に入ると急に楽になった トンネルのほう振り返るとまだ普通にこっち見てた あの時は何も考えられずに家まで走った。また戻ってシゲシゲ確認する気には なれなかった(笑

家帰ってみるとなんていうか、「あれが幽霊か」って感じで興奮してしまった あと霊能者とかが心霊スポットとかで気分悪くなるのもあーいうことかって 分かった。あれに立ち向かえる江原さんとかすごいなとも思った