私がぼけーっとテレビを見ていると、何か変な感じが…。 誰かがいる? ドンドンドンドンドン!! と、隣の部屋の壁を誰かが外から叩いている。 家は砂利がひいてあるんだけど、誰かが自転車でうちの周りをぐるぐる廻っているみたい。 でも…その叩かれた辺りには、花壇があって膝までの木が植えてあるため、自転車に乗ったまま叩く(蹴る?)にはリーチがたりない。 どころか、窓からは何も見えない。 音に怯えていると、ふと音がやんだ。気配はいる。様子を伺っているようだ。 ニャー 隣を見るといつのまにか、うちの三毛がいた。 三毛は私をみあげると、いつものぼーっとした顔で私の膝の上に寝た。 ニャー 平気だよ、と言うように。 気配はいつのまにか去っていたが、怖さがとれるまで彼女はいてくれた。

うちは、ある因縁から凄いおばけ屋敷だったんだけど。この三毛が来てから、魔除けなのか怪奇現象も減った。

ある因縁で死んでしまったけど、今も私の家の大切な猫です。 長々と続けてすみませんでした。これは、ほんのりですね?。