とりあえずナレソメについてかいてみます〜.
今年の4月に人事異動で左藤の部署の主任として梅津さんがやってきた。
それまで梅津さんとは職場の廊下や休憩室ですれ違って軽く会釈するくらいで全然面識はなかった。
左藤が抱いてた梅津さんの印象は
・なんか常に無表情でガラの悪さが滲み出てる
・怖い人
・職場で推しメンの話をすると必ず名前出てくるイケメンだけど左藤のタイプではない
・チャラそうだし自分がモテることわかってそうで気に食わない
・女の子に喋りかけられてる時すごい笑顔でウワッ!て思った
・できればあまり関わりたくない
はっきしいって左藤の苦手なタイプ!!!!
まじか!この人が主任になるのか!!キツイな!
っておもっちゃった。
でも仕事に対しては真面目で頭の回転も速くて仕事できて上からも下からも人望が厚くて頼りになるすごい人だという事は聞いていたから、とりあえず
「目をつけられないよう、怒られないように気をつけよう……」
って……事なかれ主義発揮しちゃった。
周りの女の子達は目の保養だ〜とか言って喜んでた。
梅津さんが主任になって面談したんだけど
そこではじめてちゃんと喋ってみて意外と怖い人ではないという事、ちゃんと話聞いてくれて物腰も柔らかいという事がわかって
「梅津さん〜〜今まで勝手にボロクソ思っててすみませんでした」
ってちょっと反省した。
人を見かけで判断するべからず。
まあ、だからと言ってそっから仲良くなることはなかった。
歓送迎会でも席は離れていたので最後にチョロと喋ったくらいだったんだけど、そんとき梅津さんに真顔で
「左藤さんとあまり喋れなくて残念だわ」
って言われて「あははははそんなそんな」って笑っといた。
……うん、ごめんね若干引いちゃったんだ。
たぶん気を遣って言ってくれてたんだろうけど
「ちゃれぇ。。」って思っちゃった。
いや、普通こっちが社交辞令でなんやかんやしなきゃいけないのに本当ダメだねってかんじなんですけど、、、まあ、他の女子ズが囲んでたので私は一歩ひいてご飯食べてました。
二次会も参加せず仲良い先輩と帰っちゃった。
その後も関係が進展する事もなくむしろ心なしかあまり左藤には喋りかけて来なかったし……あれ……もしや嫌われてる……?ともおもった。
けど、なんやかんや褒めてくれるし喋り方優しかったし「別に嫌われてはないのかな??」ってかんじで毎日は過ぎ去り気づけば8月。
8月ね、ほんっとに忙しかったんですよ。
毎日残業続きでカタカタ仕事してました。
そんな8月のある金曜日。
華金だし、毎日がんばってるし!ってことでみんな最低限の仕事だけ終わらせてどんどん帰っていた。
私も乗るぜ!このビッグウェーブに!!
と仕事を終わらせ帰る気満々に机をたったの。
その時、入り口の方から他部署の先輩が紙をヒラヒラさせながら
「あー!左藤ちゃーーーん!コレ!!」
と、、、、うげげ、、、
受け取った書類は緊急案件の紙……
しかもその案件は厄介な先輩の担当案件で、当の本人は終わらなかった仕事を左藤に押し付けてすでに華の金曜日の街に消えていったの。
部署見回してもこの案件処理できる人いないし、、、、、え、、、、まじですか、、、
相当嫌な顔してたらしく先輩に笑われた
仕方ないから半泣きになりながら机に戻った。
隣の席の仲良い先輩が声かけてくれて事情説明したら
「あーごめんねえ〜〜その案件変わってあげれなくて笑」
ってめっっっちゃ素敵な笑顔で言いながら帰っていったの左藤は一生忘れませんから!!怒怒怒
そんなこんなで必死に仕事を終わらそうとする左藤。
その時、、、、、
山が動いた………………。
(そのAに続く)
(全然慣れ初めてもなくてすみません)
話題:なれそめ