育毛剤を使って育毛をスタートしたのに、変化を実感しないという声が意外と多くあります。
しかし、元々育毛剤自体が、劇的に効果や結果が出るものではない商品です。
騙されたと思って、約半年をひとつの基準として辛抱強く使ってみてください。
当たり前のことですが、育毛剤に頼りっきりになるのではなく、普段の生活にも気を付けてくださいね。
育毛治療をクリニックや病院で行った場合、保険の適用外になるので、全額を自分で払わなければなりません。
保険が効かないため、一律で同じ治療料金ということはなく、各クリニックによって異なります。
実際にかかる費用はクリニックで頭皮の状態などを確認した後で決定されます。
ちなみに、投薬での治療と比較すると、注射や植毛で治療するとかなり治療費が高くなることを理解しておきましょう。
未だに育毛というとまだまだブラシで頭皮をトントン叩くといったイメージを持っている人が少なくないです。
肩コリのときに叩いて血行を良くするイメージと重なって覚えやすいのでしょうか。
最近のスカルプケア商品のほとんどは、余分な力が頭皮にかからないよう工夫されていると思いますが、なんのためでしょう。
頭皮の刺激にはその程度の力で充分だからです。
ブラシで頭皮を叩くのははっきりいって育毛のために「NG」行為です。
根拠がないばかりか、薄毛を促進しないという保証はありません。
毛で覆われている部分はそうでない部分に比べて柔らかく、デリケートですから、叩いたりなんかしたら頭皮を傷つけ、丈夫になるどころか、発毛を阻害することになってしまうのです。
それよりずっと効果的なのは指や専用の道具を使った頭皮マッサージです。
しかし、その際は傷をつけないように気をつけましょう。
入浴時は特に地肌が柔らかくなっていますので、指の腹だけでゆっくり行うようにしましょう。
マカは、滋養強壮や精力剤として使用されることが多いように思いますが、意外な効果の一つとして、育毛効果が挙げられるのです。
薄毛になるメカニズムの一つに血行不良により、髪の毛を育てるための栄養素が毛乳頭まで届いていない可能性があります。
含有成分として、アルカロイドとかデキストリン、そして、ビタミンEが挙げられるマカですが、これらは、細くなった血管を拡張する作用や血流改善効果が挙げられるでしょう。
血の巡りが良くなることで髪の育毛サイクルも活発になるはずです。
おでこの生え際が広がってきたり、頭の天辺が寂しくなってきたりで、自分でもAGAの可能性があるのではと疑い始めたら、あくまでも簡易ですが自分で判断することも可能です。
自然に抜け落ちた毛を集めてみて、地毛より短くて柔らかかったり細い毛の比率が高くないか確かめるという調べ方です。
成長途上で抜け落ちている頭髪のパーセンテージが高いほど、頭髪のターンオーバー機能が劣化しているので、結果的にAGAである可能性が高くなります。