男性型脱毛症(通称AGA)の発症は思春期からですが、実際に何歳から始まるということは決められていません。
男性型脱毛症は思春期から発症するということは10代ですでに発症してしまう可能性もあるわけですから、自分で気になり出したら早め早めに育毛ケアをするのがベストです。
しかし、医薬品と認定されている育毛剤は未成年が使ってはいけないと定められています。
未成年は医薬部外品の使用で我慢するか、頭皮の状態を整えるために毎日の生活習慣を改善したりしてケアするのがベターでしょう。
髪のボリュームが減ってきたと感じたら、様子を見るより、早いうちに育毛のために対策をたてるべきです。
「早めの対応が効果的」と謳っているのはセールスが狙いというわけではありません。
「育毛」はいまある髪や毛根に働きかけていく自然な方法なので、弱り切るまで放っておくともはや育毛剤を使用しても効果が出ないということになってしまいます。
育毛に費用をかけることに抵抗があるかもしれませんが、増毛やカツラは初期費用も維持費用も高額ですから、早めに対応しましょう。
薄毛の原因に合った育毛方法を見つけるためには、AGA検査を受けるところから始めましょう。
検査は保険がききませんから全額自費ということになりますが、検査内容によっても1?3万円と料金に開きがあります。
しかし、AGA(男性型脱毛症)かそうでないかによって対策の有効性はガラリと変わりますから、いつか行こうと先延ばしせず、とにかく早めに確認することが大事なのです。
検査は、皮膚科医院、育毛専門クリニックへの来院のほか、検査キットを購入して自分で判断することもできます。
これでもう忙しいからという理由で放置しては、いられませんね。
育毛をお考えの方や抜け毛を減らしたいとお考えの方、どちらにとっても大切なのは、健康な地肌を得るためのケアだと思います。
そのためには育毛のための地肌ケアができるシャンプーを選んで、使用するべきでしょう。
お店で売られているシャンプーの場合は通販に比べると種類が少なく、市販品と同じ洗浄成分を使用していることも多いので、頭皮や髪のあたる部分の肌に少なからぬダメージとなります。
育毛シャンプーは通常のシャンプー以上に地肌にやさしい洗浄成分を使用しているため、頭皮や髪のうるおいはそのままに、余分な皮脂やホコリ、汚れなどを洗浄し、健康的な素肌に導きます。
育毛剤ほどではありませんが、頭皮の血流を促進する成分が含まれていることも多く、頭皮の状態を改善するのに、市販のシャンプーにない効果を発揮します。
一般に、プラセンタといえば、美白や保湿といった美肌の効果、疲労回復のほか、数多い効能を誇り、アンチエイジングの万能薬、などと呼ばれることもあるほどです。
そんなプラセンタですが実は、育毛の効果も大きいことがわかり、評判になっています。
育毛効果が特に期待できるとして、人気が高まりつつあるのは、頭皮へ直接プラセンタを注入する方法です。
また、筋肉に打ったり、皮下や静脈内に注入したりもします。
注射を打つ部位により、薬液が吸収されるスピードが違ってきますが、どれにしても、プラセンタの優れた作用により、頭皮や毛根が活力を取り戻すことを期待するものです。
しかしどうやら、頭皮へ直接プラセンタを注入する方法なら、効果が大きく、しかも結果がはやく出るようです。
プラセンタはヒト臓器(※胎盤)由来ということで、この成分を身体に入れたことのある人は、献血できないことになってますので、留意しておきましょう。
女性ホルモンであるエストロゲンと類似する化学構造を持っているイソフラボンは、男性ホルモンの活性化を抑えて、薄毛を改善する効果があるという話を聞いたことがある方もいるでしょう。
それゆえ、摂取することで髪が生えるという話もありますが、今現在、科学的に立証されてはいません。
大豆イソフラボンの名前が有名なことからも分かるように、イソフラボンを多く含んだ食品としては、納豆や豆乳などの大豆製品を挙げることができます。