蒼空-BlueSky-

なんなのこのバカ女…
毎度毎度遅刻してきて、案の定今日も遅刻。どうせ１０分もすれば来るだろうと待てど暮らせど来ず。連絡もなし。陽宵さん帰れねぇだろうが！早よ来いや！

２０分経っても変わらず。後輩にことわって、バックまで戻って連絡するも出ず。再度掛ける。出ない出ない出た！




バカ女「〜〜〜○〒☆＊￥%」

「起きてますかぁ？」

バ「@#☆○………？あぁい？」

「……起きてる？」

バ「んがっ！？ふぁい…いまおきますたぁ…すませぇー…」

「(ピキ)………はぁい。おはよう？遅刻でーす。早く起きてきてくださいねー？」

バ「@#☆○はぁあい…すみま、しゅぐいきまー」

「はぁい」(ブチッ





チィッ
思わず出る舌打ち。いつまで寝てんだ！このバカ女！sns見たら朝方まで貢ぎ相手としてるし。起きれないなら寝ろよ！毎度毎度よぉ！


そして待てど暮らせど来ない。お前！いつも！出勤時刻の２０分前に起きて１０分前に家を出るんでスゥ(ドヤァって馬鹿面晒してんじゃねぇか！なんでこねぇんだよ！


予定が入っていただけあって苛々する陽宵さん。この時既に定時から５０分が経過済み。この時点で待ち合わせ遅刻ケッテーイ。

マジフザケンナ。アノオンナ！







やっとヘラヘラしながら来たけど、中々裏から出てこないし？あぁん？呆けがなにやっとんねん！

毎度の事ながら反省の色なし！フリだけ。上司とクビにしたいって話してたけど、今職場人手不足だから猫の手どころか馬鹿の手も借りたい状況だからそうも行かないし…


はぁ。常識無いのばっか…
あー、お腹空いたぁ…昼休憩とれてないからな…あー早く行こう…

一昨日しまむらで買ったスウェット地のショルダー！そのまま使うと、裏地が洋服と擦れて毛玉になっちゃうから、合皮の布を買ってきて縫い付けました！

コレで大丈夫！安心だぜっ！
残った布はブックカバー作ろーっと

なんで陽宵さんが殆ど尻拭いしなきゃなんないのよ！あーもう！ウザい！ただでさえ新人矯正で休日出勤させられてんのに、もう１日すらも…！電話もメアドも変えて突然飛んだ奴なんかの奴の後始末をしないといけないなんてさぁ…

あーもう！あーもう！
元々は出ないって契約だったのにさ！
    









まぁ、普段可愛がってもらえてるのを知ってるから甘んじて受けてるわけですが。