徒然なるままに､恋したっていいじゃない｡

僕は恋に落ちてしまった。

一体ここはどこなんだろう。

まわりが良く見えないよ。

暗くて見えないのか

真っ黒で見えないのか

透明で見えないのか

眩しすぎて目を閉じているせいか

何もないからなのか

それすらもわからない。

息が苦しい。

水の中みたいにもがくけど

何なのかわからない。

その中に一つだけ見つけた気持ち

そいつが"好き" って絶え間無く

喜んでるように

怒ってるように

哀しんでるように

楽しんでるように

叫んでる。

"愛してる"って叫んでる。

僕が気付かないようしていたそいつ。

そいつを抱き締めて受け入れたら

まわりが一気に見えるようになった。

ああ、そうか

僕はずっとお前を無視していたんだね。

もう大丈夫だよ

もうどんなことがあっても

絶対離したりしないから。





僕はずっと前から

先輩が好きだったんだね。





綺麗な雫が頬を伝い落ちていった。