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わからない

わからないよ

もう 私 わからないの



何が?



何ってそれすらわからないのよ

私 って 何 ?



お前はお前で俺でもある
人間 女子高生 だな



私は 何 がしたいの?



さぁ そこは俺もよくわからないな
愛されたいんじゃないか?



っ ? 私が ? 誰に ?



先輩
西先輩に



え っ ? なんで ?
西先輩って部活の先輩でしょ?



ああ そうだ
お前が西先輩を好きなんだ
好きで好きで壊れそうな程な
もっとも もう壊れてるかも知れないが



なにそれ 頭おかしいんじゃないの
私馬鹿じゃん ば…っ…

…なんで
私は泣いているの?



自分自身でそれを否定したのが
悲しかったんじゃないのか?

俺の知ったことじゃないが



なんでよ
あなたは 、 私 なんでしょ ?



ああ そうさ
俺はお前であり お前じゃない
お前の冷たい部分が集まって
形になってしまったのが俺だ
言ってしまえば
…そうだな 、 デキソコナイ
ってとこかな



…んなわけないでしょうが
私の一部ならあなたは私じゃない
デキソコナイなんて言わないで
また 悲しい



じゃあ やめておく
でも、 俺は 足りなすぎる
欠けて過ぎている
お前みたいに
誰かを
好きになれない



… え ?



だから
お前が苦しんでいるのも
俺には全然わからない



… あ



お前が何をするのか
何をしたいのか も
俺は全くわからないんだ



あ…っ…



だから
泣いていても
俺には何もわからないし
できることなにもないんだ

だから

俺の代わりに

苦しんで

愛してくれよ





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