話題:最近の新人について
…
…
【ある雨の日の出来事】
(｀ω´)
…
…
三人でいつもの様に「暗渠パイプ」関連の仕事をしていた。
(｀ω´)
…
この時、俺も手が空いていたのでＷくんをサポートしていたんだ。
…
すると、、Ｗくんが俺に、いきなりこんな事を言い出した。
…
…
一匹狼サ～ン、、
「俺もダンプに乗ってみたいッス。」
って。
…
理由はすぐに解ったよ。
前の記事の最後に書いた内容が十中八九そうだ。
…
ソレと同時に、忠告して怒ったんだ。
※まず、今のＷくんには３㌧ダンプですら運転させる信用が全く無い事。重機を運転出来ないから砕石を必要な時、積み込む事も出来ない事。
※したがって、社長の決めた、このポジションが、このメンバーではベストで一番、チームワークが発揮出来ると言う事。
※これはプライベートでは無く、仕事。遊びでは無い事。
※そして、考えてからモノを言え！って事。
…
最後に、、
「お前さ、考え方がまるで中学生だな！改めろ！！」
って、、
多分、彼に対して、、今までで一番、怒鳴った。
…
すると、黙ったまま仕事を再開したＷくんだが、、まー、いつもの様に仕事に身も入らず、、
…
今度は、Ｈ社長に指摘を受けた。
（この時点では、俺とＷくんの内容は把握していない。が、俺が怒鳴った事で「何かあったな…。」とは思ってたらしい。）
内容は、仕事に対する心構えだった。
が、この時、、Ｈ社長は冷静で怒らなかった。
…
そして、「床掘り」を再開。
…
掘った土をダンプに積み込み、、いっぱいになった所で、、
「一匹狼ーっ、（置き場へ）頼むワー。」
…「ハイ。」
…
すると、、Ｗくんが俺の方を振り向いて、目が合った。
…
…
目を見た瞬間、、俺は、
…
彼の、、
顔の表情、目線の追い方、態度、、等々から「すぐに理解した」
…
…
…（コイツは…まだダンプにこだわっている。自分と俺のポジションが不公平に思ってるんだな。…今さっきの社長の話も、俺の話も右から左で関係なかったワケか。…解ったよ。）
俺は、そう確信した。
…
俺は彼に、、
…「オイっ！やっぱ、ダメか？……なら、言うか？…そのかわり！ハラくくって言えな。」
…
「ハイっ！」
…
社長「…？」
…
俺は呆れたのと同時に、、
「コイツ、何処までバカなんだ！もう、どーにでもなれ。」
って正直、思った。
…
すると、Ｗくんは、、
…
Ｗくん「社長。俺、ダンプ乗ってみたいんですけど、一匹狼サンと交代で手元やっても良いですかね？」
…
社長「っ！？……え？何？なに？どう言う事？」
…
Ｗくん「だからですね、手元とダンプを、代わる代わるやるってのはどうですかね～？」
…
俺「……。」
…
Ｈ社長「テメー。何も出来ねェくせに、ふざけろ！コノヤロー！」
…
Ｗくん「いやっ、だから重機の事とかですよね？置き場から砕石を積む時も、重機、動かして何とか積みますから！」
…
俺「……。」
…
Ｈ社長「…。お前は…、本当っ、筋金入りのバカか！？あのな。まず、ダンプなんかお前に怖くて任せられんワ。それと重機、ただ動かすのと、操作出来るの違いも解らんか？」
…
…
Ｗくん「いや。俺、砕石だったら多分、積めると思いますよ？ダンプだって気をつけますし。」
…
俺「…………。」
…
Ｈ社長「…。（呆）だったら（笑）よそ行けヨ。お前のレベルでダンプと重機、乗らせてもらえる会社にな。良いよ。（笑）ウチはそれで結構。」
…
Ｗくん「……。スミマセンでした。」
…
俺「………………。あ、置き場、行きますね。」
Ｈ社長「お、ハイヨー。」
…
…
とにかく、、もう、お話にならなかった。
俺がダンプに乗り込み、置き場へ向かった後も、話は続いただろう。
そして、他にも、、
Ｈ社長、俺に、、色んな感情はあったが「ここでは控えます。」
…
兎にも角にも、、
俺は土を捨てて、戻って来た。
…
すると社長とＷくんは再度、床掘りを再開していた。
…
が！、二人とも様子が明らかにおかしかった。
…
Ｈ社長は黙々と重機で床を掘り、Ｗくんも何も言わず、ひたすらソレに合わせている感じ。
Ｗくんは、怒られて「シュんとした感じ」とも「ふて腐れた感じ」にも見えた。
…
だが、見て、、明らかに「掘りが深かった」
…
俺「……。」
俺がスケール（巻尺）で確認しようとした瞬間、、
…
Ｈ社長「オイ、一匹狼。床（とこ）を見てくれ。コイツ、駄目だ。何も言わねーし、計らねーし、、相当深いだろ？」
…
俺「……。１００６っ！社長っ、１００以上深いですよ！ソコから２メーターくらいの区間、全部深いでしょ！？土を戻してください！」
…
Ｈ社長「Ｗ～っ。テメー、いい加減にしろナー！意味が解らんか？…俺は何度でもやり直しさせるからナ！」
…
Ｗくん「……。」
…
俺「…もういいや。どけっ！手元も全部、俺がやるからソコで遊んでろ！」
…
Ｗくん「……。」
…
俺は角スコ（四角のスコップ）を持って手元のポジションについた。
彼は…黙ったまま、突っ立てソレを見てた。
…
手直しした後、５メーターくらい掘り進んだ時、、
…
Ｗくんが、、
…
Ｗくん「あの。…一匹狼サン、俺がやります。」
と、言って来た。
…
Ｈ社長も、そう思ったのかな？、、、、
俺は彼に対して、、怒りや、呆れを通り越して、、
「哀れな…可哀相な…悲しい３０歳の少年なんだな…。」
の、感情しかなかった。
…
Ｈ社長「ハイハイ。そうですか～。きちんと出来るなら続けて下さい～。出来ないなら、帰ってもいいですよ？」
って言った、Ｈ社長がそこに居た。
…
彼は続けた。
…
～つづく～
あっちゃ～
やっちまったな…
ってヤツですね
う～～ん、真面目…っていうか…
夢見る夢男ｸﾝだったんですね～
見てるのと、やってみるのとの違い…実際やることやって自分を知らないとね
ベリーでもそうですけど見てて
“あれやりたい
“出来る様になりたい
って思って出来る様になるのは、並大抵な努力じゃない
って思うのは、実際真似してやった時
だから(^^)d
出来る様になりたい、って思わないと、出来るまで続けるのは辛いと思う
Ｗｸﾝ、どうするのかな～
気持ち切り替えてがんばれるかな～
他人事と思えない状況に、やっぱり思っちゃう
がんばれ
踏ん張れ
イヤ…それ以前に
がんばれ
一匹狼
かな
30歳まで何を学んできたのでしょうか。
本音を言いますと、事故が起きる前に‥お引き取り願いたいです。
一生懸命やっていて、間違えたなら応援しますし、庇いようがありますが。
一匹狼さんや社長さんの心が、怒りに支配されないよう祈ってます。
新人教育はある意味、自分との闘いでもありますね。
コメント
うーん、、悪いヤツでは無いんですけどね
欠勤したり遅刻とかは無いんですが、結局、、
夏頃、一番最初にＷくんを紹介した時の彼のタイプ…「読み」が当たってしまいました…。
そして彼は更に、、！
…
まだ続きます。
コメント
考え方が「幼い」んですよね。
ちなみにＨ社長が、、
「Ｗっ、面接の時、土木三年やってたって言ってたけど、嫌になって辞めたのか？」
Ｗくん「いえ…会社が潰れたんです」
なんて話をしてましたが、、
普通はこんな事してれば即、「クビ」です。
出来なくても一生懸命なら、こっちも一生懸命、教えるんですか、、
そして、怒りと言う感情はありませんが、、
こうなってしまうと、、哀しいですね、、
おはようございます。
うーん(´-ω-`)
なんだか言葉が見あたらない、というか何と言っていいやら……
かなり現場の空気も乱れて仕事が捗らないですよね。社長さんや一匹狼さんの仕事に対する一生懸命さやＷくんを育てるための必死さが凄く伝わってくるので、空気の乱れが事故等に繋がらないか心配になってきました。
そして驚いたのは……
Ｗくんって30歳だってことです。
私は初めから何故かＷくんは20歳代前半だと勝手に思い込んでいました。この思い込みのままでコメントさせていただいてましたので、一匹狼さんが気分を害するような言葉がありましたら申し訳ございませんでした<(_ _*)>お許し下さいませ。
まだまだ続きそうですが空気やチームワークの乱れからケガなどされませんようにお気をつけて下さいませ。
本当に大変ですね(´-ω-`)
コメント
おはようございます
(*^_^*)
いえいえ
Ｗくんは３０歳です。ちなみに…もう一人の新人「Ｄくん」は３６歳です。
Ｈ社長と俺は、余程の事をしない限り「仕事場で怒鳴らない理由」があるんですが、、
それは次回の記事で出て来ると思います。
でも、既に「予報の事」を何回も、してしまっているＷくん…
この先、更に、、
そして、まさかの展開になります