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傍にいて離さないで

痛いくらい抱きしめて


消えない愛を教えて

独りなど忘れられるくらい

激しくして



けど私の中に入るなら覚悟して

口だけの愛など信じないから



気持ちのない快楽はもう飽きたから



私だけを愛して


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3日後の夜。


「元気?今日ご飯どうしようか?」

細身なのに人の何倍も食べるこの人

そのせいか美味しいご飯屋さんを
沢山知ってる。


「和食がいいな。」
とりあえず提案したら
私の気分に合わせて連れてってくれる。


「えー今日ハンバーグ食べたい!」

……たまに自分の意見を譲らないこともあるけど。

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次に会えるまで
会えない時間を頑張ろうと思えた。


それは幼い私にはとても新鮮で
こんな愛の形もあるんだと
日が経つごとに感じてた。

あと3日で君に会えるから




あぁ どんどん惹かれていく

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キスをした左腕から目線を私に移して

「これでもう傷つけようなんて思えないね」

って悪戯っ子みたいに笑った


「何言ってんの」
夜でよかった。
口ではそう言ってはみたけど
きっと今私赤い顔をしてるから

ねえ

きっと傷つけてしまう、お互いを

愛し合ったはずの二人も

変わりゆく街並みと同じ

「ねぇあのときの気持ちに嘘なんかなかったよね。確かな愛があったよね。もう泣かないからせめてあと少しの間忘れるくらい激しく抱いて。」


首を絞めるのは自分自身

ごめんの言葉が全てを嘘にしてしまう気がして

泣かない

泣けない

使い果たした涙は痺れた腕になった


もう大丈夫と過去を笑ったのに





まだ私は「貴方」で泣けるんだね



今さらまた君が私を支配する
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