2020-12-16 01:18
先日みてきました!
おじゃ魔女記念作品!魔女見習いをさがして。
いやほんと映画館が徒歩10分圏内にあってよかった〜映画という娯楽。だいすき、
なんとなく自分はセラムン世代だと思ってたけどやっぱりおジャ魔女世代でもあるんだよなぁ〜と実感した。
デジモンおジャ魔女見てからプールに通ってたのよ、毎週日曜日。
セラムンはリアタイしてたけど実はあんま覚えてなくて、断片的だったりビデオだったり。
中高位で漫画全巻読んだからむしろ漫画のイメージが大きくて、巷で人気のアニオリは実は逆にあんまイメージないんだよね。
ただおもちゃは圧倒的にセラムンを持ってた。幼稚園時代はたぶんセラムン好きだった。
いまだに思い出す程好きなのはファンファンファーマシーなんだけど。クレヨン王国とファンファンファーマシーはまじでオモチャ欲しかった。
おジャ魔女は二期くらいまでちゃんと観てて、モモコがわかんないから三期位はもう日曜は塾だったのかな〜
でもハナちゃんが魔女見習いやってるのは知ってるから最終シーズンとかもチラチラ見てたのかも。
だからちょうどセラムンとおじゃ魔女の中間世代なんだよね。
で、今回この魔女見習いをさがして。
どれみ達はほぼ出てこなくて全くのオリジナル作品。
私自身、おじゃ魔女に対して『オタク的に好き!』『めちゃくちゃ詳しく覚えてる!』ってわけじゃなくて『幼少の思い出としてじんわりすきなんとなく覚えてるだけ』ってレベルだから逆にすごくよかったんだと思う。
いや〜〜
OPでもう泣けちゃってずっと泣いてた!!笑
内容がおじゃ魔女を見てたあの頃の少女達が大人になって人生に行き詰まった時、ちょっとだけ、どれみ達に背中を押してもらう…みたいな話なせいで刺さる刺さる!!!!笑
とにかくめちゃくちゃ面白くて飽きなかった。
出身も性格も違う三人の女の子が好きな作品を巡って聖地巡礼旅行をする〜ってシチュエーションがそもそもツボなのでドンピシャですきだった。
辛いシーンとかも馬越さんのギャグ顔でコミカルだったし。というか終始馬越キャラデザ最高!ってなってた(ハトプリおたく的感想。プイキュアはおたく的に好きなので…)
いやでも友人同士のけんか辛いから君たちけんかすな〜って思ったけど(笑)
ミレさん大人で皆いい子だから雨降って地固まってよかった。
なんかほんと色んな目線で楽しめたな〜
@共感や懐かしさで見るおジャ魔女世代としての感想
A同好の志と聖地巡礼とか旅行する事が好きなオタクとしての感想
B不在の父を探すあの感じの共感感想
C人生の転機を迎えてる女の子に対する共感や応援したくなる感想
本当に色々つまってる映画だった。
とにかく旅行に行きたくなったし…!
鎌倉、尾道、飛騨、奈良京都…めちゃくちゃ色々行ってていいなぁってなった。
ころころ舞台変わるから背景も楽しめた。
お好み焼きも飛騨牛も美味しそうで。
旅と現地のご飯描写がいい映画に外れなし。
声優もおじゃ魔女世代のアイドルや女優〜で観てられるか不安もあったけど全然違和感なくて演技もあっててよかった!
あ、声優といえば!
「…は?彰??石田彰!?!?!?!?」
となった(笑)
いきなり石田彰出てきてめっちゃ驚くって鬼滅の映画の話だと思ってたのにおじゃ魔女でも石田案件だったよ!!
ていうか本編前のCMはエヴァだしであー様まじほんとすごい。
この映画、最後らへんとかものすごくご都合主義なのよ。
でもご都合主義って評するのも申し訳ないほどこれがいいんだよなぁ!って思った。
だって少女時代の思い出にリアルや現実の辛さなんか一切いらないわけで、この作品はこれでいい!って素直に思えた。
円山公園行きたくなったなぁ〜〜
しかもこの終わりでいいんだ!って思った瞬間にどれみ&おんぷちゃんのエンディングだから号泣でした。
胸かあったかくなる映画だった。
もう五歳くらい若かったら超しんどかったかもだけど(笑)
もう一回観たい!とすぐ思えるほど大満足でした。
ちらほら他の方の映画感想みたんだけど、私みたいによかった!って言ってる方もいれば、やっぱりどれみ達の活躍を期待してたおじゃ魔女ファンの人からは否な感想もあるから、なるほどなぁって思った。
パンフのおじゃ魔女キャストの方々のコメント的にも周年記念映画がこういう形の別作品になったのは意外だったんだなぁ、と。
製作陣も2パターン考えててひとつはどれみ達のお話だったとか。
魔女見習いをさがしては、おじゃ魔女どれみが好きだったかつての少年少女達向けで、現在もおじゃ魔女どれみが好きな人向けではない。
だからこそ前述したけど、私は自分自身ベストな鑑賞者だったと思う。
確かにおじゃ魔女ファンからしたら物足りないかもだけど、この作品がおじゃ魔女シリーズの続編で、どれみ達が何かする話だったら私はたぶん見なかっただろうなー、と。
全く一個の独立した作品だったからこそ、この令和に観た人が私含めいるのではないか、と思うのよ。(まあ20年支えてきたファン向け作品であれよ!って気持ちもわからなくはないが)
個人的にはここ最近いろんな周年記念作品を見た中で一番いい形の記念作品でした。
自分の中でリアルタイムですごく好きだった作品って基本リアルタイムの完結で綺麗に終わってるから続編って求めてなくて。
(おかえり寅さんのもやもやだったり、ギアスは自分の中で完結してるという気持ちだったり)
プリキュア15thみたいなオールスターものもあれはあれでよかったけどね。
だからこそ、あの頃作品を見てた子達が主人公、って斬新でとてもよかった。
私的にはバッチリとターゲット層にもハマれて大満足な映画だったのでした。
おじゃ魔女を知らない人でも楽しめる映画で、少年少女時代に好きだったものがある人には是非オススメな映画です。