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イエロー誕生祭企画


第一段はワタイエだよ!

*****


久しぶりに会った同郷の竜使いである彼の最初の言葉は「年寄りくさい子供だ」でした。


「ボクが…ですか?」

「他に誰がいる」


オマエは馬鹿か?と言わんばかりの表情を向けられちょっと腹が立ちましたが、それより驚きの方がありました。
人からは年より幼く見られるし、自分でも子供っぽいと思っていたからです。


「見た目じゃなくて…中身の話だ」


木の上に立っていた彼は、根元で寝転んでいた僕の隣に飛び降りてきました。
彼とこんなに近くで対峙するのは、あの戦い以来では無いでしょうか。


「例えば若者らしい熱い部分も無く何も考えずただ安穏と暮らして、それを幸せと思っている所とかな」

「…まぁそれは性格ですし」

「とりあえず、俺はオマエのその年寄りくさいところが嫌いなんだ」

「ひどいや!」

「あと甘いところはもっと気に食わない」

「ますますひどいや!」


そんなことをわざわざ言いに来たのだろうか?
ちょっとショックを受けてると、それに気を良くしたのか彼はふふん、と笑ってまた口を開きました。


「…だからって俺から何かを言われたところで、お前はそんな自分を変えようとは思わないんだろうな」


彼の言葉を頭で少し反芻して、ボクは頷きました。


「それが、僕ですから」


言ってから、ハッとしました。
あぁ、これはつまり、彼とは相容れないということなのだろうか、と。


「…お前のそういう所は気にいってる」


彼の笑う顔は満足そうで、なのに何だか淋しそうに感じました。

…淋しそう、だって?


「…もしかして、貴方は僕にトキワを重ねてませんか?」


口から出てきた言葉は自分が思ったより支離滅裂で、けれど初めて、彼が驚いた表情をしました。

考えてみれば彼は世界を変えようとして人間に喧嘩をふっかけて、それを返り打ちにしたのは僕で、そんな僕にトキワの森は力をくれていて、えぇとつまり、


「トキワの森は貴方に敵対してるとか思ってんじゃないか、とか」

「…凄いな、お前は」


彼のかすかに震える声に、僕の心臓がドクンと大きく鳴りました。


「え…?」

「…よくそんな面白い話を思いつけるな」

「…………は?」


思わず出た間の抜けた声に堪え切れなくなったのか、お腹を抱えて笑いだす彼に僕の寛容な堪忍袋も限界を迎えました。


「な…っ!元はと言えば貴方があんな風に笑うから」

「あんな風?」

「〜っ、もう良いです!!」


悩んだ自分のアホさにため息をつきつつ隣を睨み付ければ、彼はまた楽しそうに笑いました。







(――――……本当は捨てたハズの昔の自分を重ねてた、と知ったらお前はどう思うだろう?)

*****

ウチのワタイエは仲が悪いみたいです。イエローはワタルにはレッドとまた違う感じでペースを崩されれば良いと思います。
からかうワタルとからかわれるイエローみたいな。
ワタルはこの後イエローが女だと知ってちょっかい出しつつもどんどん気になっていって最終的にドSな変態になりゃ良いと思います。
(良くねぇー!!)

漫画は、日本の、文化だ!

どうも、色々終わったものの未だ色々問題続きでゆっくりオタクライフに浸れない阿呆管理人です。
本当にお久しぶりです。


言い訳をするとですね、バレンタインとか携帯に企画の用意までしてたんですよ。
まぁ結局忘れてアップ出来なかったんですけどね!!
おかげで来年まで持ち越しだよ畜生め!!


なんだかんだでそろそろ三月ですね。
携帯用のイエロー誕生祭企画って無いのかな、あったら三つ位投稿するのに。
(あくまで意気込みのハナシ。)


そういや、最近大好き携帯サイト様がどんどんPC用に変わっていっててちょっと淋しいです。
でもメインがイラストだとパソコンの方が楽なんだろうなぁ…携帯よりパソコンの方が、なんというか、栄えてるし。

でも文はパソコンじゃ書きたくないんですよ。
だらだら長くなっても心理描写とか書ける自信が無いもの。

あーだこーだ言う前に更新しろっていうね。


追記よりなん様宅で頂いたバトン二本です。

continue...

久しぶりで何故かデンミカ


彼と彼女の休日。

*****


強い海風吹き荒ぶ寒空の下、彼は今日も元気にジム看板の改造中。
周りに散らばる工具、計測器具、その中に一つだけ缶珈琲があるのが妙に彼らしい。


(…デンジさんらしい、って何らしいんだろう)


彼から少し離れたトコロに座ってカフェオレ缶の熱で指先を暖めながら、彼女はふと考える。
…まぁ、いいか。
疑問をカフェオレで喉の奥に流し込む。


潮風にふわり、栗色の髪が舞う。


彼が「暇つぶしに」と持ってきてくれた『月刊・トランジ〇タ技術』のページを指先でパラパラと捲りながら、時折文に目を通す。
電子オルゴール・ラジオ・真空管アンプ・何処ぞの教授のコラム、その間に入る部品屋の広告。

自分の知らない、知らなかった世界。


「…動かない」


ぼそり。
ようやく発せられた彼の声は心無しか憔悴してる。


「アースの繋ぎ忘れは?」


彼いわく「三大アホらしい失敗」の一つとしてこの間教えてもらったコトを復唱する。
三大、といいながら彼の気分で増えたり減ったりするのが彼らしい。


「…いや、電流通ってるから違う」


テスターの針を放り投げた彼に、はい、と置いてあった缶珈琲を渡す。


「部品の向き違ったりとか」

「それはもう見た。向きも定格も合ってる」

「…ふりっぷふろっぷ?」

「それは使ってない。無理に覚えた言葉使わなくていい」

「ひどい」


二人、同じ早さで缶を地面に置く。
二つ並んだ缶は、珈琲の方が少し背が高い。


「メシ、食いに行こう」

「諦めるんですか?」

「いや、気分転換」


腰に付いた土を軽く叩いてはらう、その動作さえサマになる彼は、きっと生まれながらにズルいのだ。


「…まぁ、デンジさんですからね」

「なんだ、いきなり」


怪訝そうな顔をする彼に、何でもないです、と彼女は楽しそうに笑った。


*****


「月刊・トラン○スタ技術」は実在します。
デンミカの良いトコロは、電子工作ネタを好きなだけ書けるとこだと思います(うん、違う)。

現役引退しました

お久しぶりです!
東京にも雪、降っちゃいましたね。
おかげで寒い寒い。



最近忙しかった理由の定期演奏会本番が終了しました。
現役として演奏するのはこれが最後、と思うとソロはとちるわ色々腑甲斐ないわで正直満足とは言えませんが、とにかく楽しかったです。



これで更新を、と思いきや次はレポートと試験を無事に乗り越えないと卒業出来ないという罠。
まだしばらく放置になりそうです…。
(日記くらい書きたいけどね!)



更新しなくても大好きサイト様のチェックは欠かしません。
色々感想とか書きたいところですが長い上に気持ち悪くなりそうなので省略。

あ、でもなん様宅からポケスペバトン★なんてドキワクなものを回されちゃったので、それは追記でやりたいと思います。



continue...

You & I


あの友愛っつーのは結局何なんだろね。



そんなことはフルスイングで明日の方向へ放っておいて、以下から大変遅くなりましたがなん様宅で回して貰った性格バトンです。

お、大人って…サイゼ〇アにて友人のコップにタバスコを入れて「こら二十歳」と怒られた私が通りますよ。



【性格バトン】

●何型?
典型的O型。
●自己中?
周りに何かを求めはしないけど、自分のやりたいことは通すタイプの自己中です。
●長所は?
細かいことは気にしない。
●短所は?
あんまり細かくないことも気にしない。
●泣き虫?
涙腺は弱い。
●すぐ怒る?
うーん、怒るわけじゃないけど。
●めんどくさがり?
病的に。
●気分屋?
かなり。
●八つ当たり?
ごくたまに、ね。
●怒鳴る?
日常茶飯事的に怒鳴る。でも本当に怒ってる時にはむしろ怒鳴らない。
●命令する?
私「あれとってこれやってあとゴミ出しヨロシク」
弟「おい」
●物にあたる?
後から思い出して自分のノートの隅に「死ねばいいのに」とそっと書いたりしたことはある。
●優しい?
悪魔程度には。
●毎日笑顔?
割と。
●遠慮なく何でも言う?
TPO位しか気にしない。
●わがまま?
というよりは自分勝手なのかな。
●おとなしい?
騒がしくはない。
●無愛想?
…かも。
●どちらかと言うと姫?悪魔?
一般ぴーぷるですよ、良くも悪くも。
●ズバリ性格良い?悪い?
良くはない。
●自分で思う性格
怠惰な割に妙に自信家な時がある。あと自由。でもチキン。
●人に言われること
友人の口癖は「変な子」。君もね。
●男女関係なく友達の理想
趣味が合う。息が合う。タイミングが合う。
●好きな異性の理想
疲れない人、かな。
●最近言われて嬉しかったこと
「まぁ、全部取れれば5単位は余裕あるんじゃない?」
神様…!!
●バトンの送り主の顔見たことある?
無いっす。お会いしてみたいけど!
●送り主の印象は?
元気!面白い!!可愛い!!!
●次に回す人(思い浮かんだ人を適当にどうぞ)
・クール
→ミカン仔さん。才女なイメージ。
・可愛い
→しょこ太さん。何がって全てが。
・癒し
→ふこねねさん!日記すら癒しなんです。
・格好良い
→かつおさん。あのギャグセンスには脱帽。
・面白い
→なんさん。ここは誰にも譲れない!
・美しい
→巻さん。文も絵も、きっと本人も。
・楽しい
→myuさん。大好きですよー!!
・頭が良い
→カイトさん。文章力とか只者じゃないよね
・礼儀正しい
→そらさん。見習いたい、本当に。
・大人
→契さん。あの頃の自分が情けなくなる。
・子供
→自分かなー…

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己の人間価値の低さが良く分かりました。