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ニコニコ動画は大変なものを盗んでいきました




この……っ、時間泥棒…………っっ!




そんなワケでお久しぶりです、名無です。

残業だらけの会社は思いの外きつくて「あーあ」な感じです。
楽しいけどね。
はんぱなくきついけど。




職場はヨコハマのポケモンセンターの近くです。
毎日大観覧車を横目に会社に行っています。
ちくしょう、遊びたい!




ピカチュウ好きがたたって、手ブロでプレイ記をはじめました。
見つけてもそっとしておいて下さい。




色々続きを書きたいけど、マイペースにSSを書くところからまたスタートしようと思います。




というわけで、追記より復帰第一号文。
continue...

それ、どうなんでしょう。


久しぶりにサトカスだよ。

*****


喧嘩しました。

原因は忘れました。

悪口は沢山言いました。

勢い余って平手でアイツの頬をぶちました。

細かいことは今じゃ何も思い出せないのに、アイツの頬を私の掌がとらえた瞬間の乾いた破裂音が耳から離れません。

アイツの驚いた顔も、目蓋の裏にやきついて離れません。







喧嘩しました。

原因は覚えてません。

悪口も何でも、言えることは全部言いました。

気付いたら、ひっぱたかれてました。

中身は何にも覚えてないのに、その瞬間のことは妙に頭から離れません。

アイツの顔が、驚いた顔から泣きそうな顔に変わったこととか。







本当は、こんなに喧嘩ばかりしたくないのに。


*****


カスミはサトシを叩くたび、実は後悔してれば良いと思うの。

で、ふとした瞬間にサトシもカスミが後悔してることに気付けば良いと思うの。

で、二人でなんかもやもやすれば良いと思うの。



しかしこれ、あんまりサトカスじゃないと思うの。

イエロー誕生祭企画3


第三段はレイエだよ!

*****


「イエロー最近なんか欲しいものある?」

「い、いえ特に」

「えー…じゃあ貰ったら嬉しいものって無い?」

「………す」

「す?」

「………………好きな人から貰えるなら何でも嬉しいです」

「あー、まぁそりゃそうか」

「…レッドさん、分かってます?」

「何が?」

「いや、いいです…」





「でさ、」

「はい何ですかー」

「え、何で怒ってるの」

「…怒ってないです」

「そうか?」

「はい」

「本当に?」

「…はい、大丈夫です」

「それならいいけどさ」

「で、何ですか?」

「あ、うん。結局俺は何渡せば良いのかな、と」

「…それ、本気で言ってます?」

「え?うん」

「……………左様ですか」

「何だよ、ハッキリ言えよ」

「花束」

「え?」

「真っ赤なバラの花束が欲しいです、出来るだけ大きいの」

「あ、あぁ…そっちのハッキリ、ね」

「え?」

「いや、なんでもない」

「なっ、なんですか!?」





「よう、ブルー」

「ちょっとアンタ、イエローため息ついて歩いてたわよ」

「な、可愛いよな」

「…アンタって時々何考えてるのか分からなくなるわ」

「それどういう意味?」

「自分で考えなさい、分かるでしょ」

「なんだかなー…あ、そうだ、この辺の花屋って知ってる?」

「花屋?」

「イエローが赤いバラの花束を欲しいんだって」

「あら、ロマンチックね」

「ロマンチック?」

「花言葉、『愛情』でしょ?」

「へぇー…」

「………レッド、にやけてる」

「え?いや、あはははは」

「何照れてんのよ」

「いや、じゃ、俺行くわ」

「はいはい、じゃーね」



「…イエロー分かってやってるわよね、この時期にバラの花束なんて」


*****


何が恐ろしいって値段がね。
下手なアクセサリーより高いもんね。


レッドはカマトト被ってるのも面白いと思う。
鈍いフリして実は気付いてたりとか、それで相手に言わせたかったりとか。
本当に鈍くてもいいけど。

ん?これ何処のルビー?

イエロー誕生祭企画2


第二段はグリイエだよ!

*****


「…勝手に多大な信用を寄せられても困る」


考えて考え抜いて口に出した言葉はどうやら一番最悪な影響を及ぼしたらしい。
彼女はその場でギクリと体を固まらせると、顔を俯かせて一言「ごめんなさい」と呟いた。


「そうですよね、もう少し自分で頑張ってみます」


あぁ、彼女に対すると何故こうなるのか。だからと言って一度口に出した言葉は戻らない。


「…今日は、帰ります」

「…あぁ」


送ろうとソファを立つと、両手で制された。
違う、これは拒否だ。


「…グリーンさんは優しいので、僕は気を抜くとすぐ甘えてしまって。今日は、大丈夫です」


大丈夫なものか、そんな状態で。
胸の内では叫んでいるのに、それを口に出す度胸が俺にはまだ無い。


「それじゃあ、」

「待、て」


それでも、


「…次に来る時は、資料か何かを持って来い」


泣かせたまま帰らせられないじゃないか。


「…は、い!」


ようやく彼女が笑って安堵する。


「明日、かならず!!」

「あぁ」


うやむやのうちに明日の約束も取り付けられ、それはつまり今日のうちにジムの仕事を片付けなければならないということで。
あぁ、俺はつくづく彼女に甘い。





引き止める為掴んだ手のひらは熱くて、少しどきりとした。


*****

好きなキャラはどんなCPでも好きですが、総受けや逆ハーが好きなワケでは無いんです。
♪ひーとーりーにーひとつずつー

イエロー誕生祭企画


第一段はワタイエだよ!

*****


久しぶりに会った同郷の竜使いである彼の最初の言葉は「年寄りくさい子供だ」でした。


「ボクが…ですか?」

「他に誰がいる」


オマエは馬鹿か?と言わんばかりの表情を向けられちょっと腹が立ちましたが、それより驚きの方がありました。
人からは年より幼く見られるし、自分でも子供っぽいと思っていたからです。


「見た目じゃなくて…中身の話だ」


木の上に立っていた彼は、根元で寝転んでいた僕の隣に飛び降りてきました。
彼とこんなに近くで対峙するのは、あの戦い以来では無いでしょうか。


「例えば若者らしい熱い部分も無く何も考えずただ安穏と暮らして、それを幸せと思っている所とかな」

「…まぁそれは性格ですし」

「とりあえず、俺はオマエのその年寄りくさいところが嫌いなんだ」

「ひどいや!」

「あと甘いところはもっと気に食わない」

「ますますひどいや!」


そんなことをわざわざ言いに来たのだろうか?
ちょっとショックを受けてると、それに気を良くしたのか彼はふふん、と笑ってまた口を開きました。


「…だからって俺から何かを言われたところで、お前はそんな自分を変えようとは思わないんだろうな」


彼の言葉を頭で少し反芻して、ボクは頷きました。


「それが、僕ですから」


言ってから、ハッとしました。
あぁ、これはつまり、彼とは相容れないということなのだろうか、と。


「…お前のそういう所は気にいってる」


彼の笑う顔は満足そうで、なのに何だか淋しそうに感じました。

…淋しそう、だって?


「…もしかして、貴方は僕にトキワを重ねてませんか?」


口から出てきた言葉は自分が思ったより支離滅裂で、けれど初めて、彼が驚いた表情をしました。

考えてみれば彼は世界を変えようとして人間に喧嘩をふっかけて、それを返り打ちにしたのは僕で、そんな僕にトキワの森は力をくれていて、えぇとつまり、


「トキワの森は貴方に敵対してるとか思ってんじゃないか、とか」

「…凄いな、お前は」


彼のかすかに震える声に、僕の心臓がドクンと大きく鳴りました。


「え…?」

「…よくそんな面白い話を思いつけるな」

「…………は?」


思わず出た間の抜けた声に堪え切れなくなったのか、お腹を抱えて笑いだす彼に僕の寛容な堪忍袋も限界を迎えました。


「な…っ!元はと言えば貴方があんな風に笑うから」

「あんな風?」

「〜っ、もう良いです!!」


悩んだ自分のアホさにため息をつきつつ隣を睨み付ければ、彼はまた楽しそうに笑いました。







(――――……本当は捨てたハズの昔の自分を重ねてた、と知ったらお前はどう思うだろう?)

*****

ウチのワタイエは仲が悪いみたいです。イエローはワタルにはレッドとまた違う感じでペースを崩されれば良いと思います。
からかうワタルとからかわれるイエローみたいな。
ワタルはこの後イエローが女だと知ってちょっかい出しつつもどんどん気になっていって最終的にドSな変態になりゃ良いと思います。
(良くねぇー!!)
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