スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

イケメンという現実逃避

話題:本日の恋心模様

時は金なりとか時間は有限とか、残された格言が今もなお、受け継がれているように、むかしの人は本質をわかりながらに生きていたのだろうと思った。時間だけが消費されていく。意味もなく歳を重ね、決断することもできず、なあなあと過ごす25歳のあたしには彼との将来は不安なこと。目標を決めないとなにも進まないし、おわりにしようと決断できなければ、なんとなくな今がつづいていくだけ。
結婚がしたいとかひとりでいたくないから今の彼と付き合っていたり、同棲しているわけではない。彼がすきだから付き合って、一緒に住んだはずなのに。些細なことでチクリと胸が痛む。ストレスが溜まる、いろんなことにと含みを持たせて、あたしに投げつける彼。そのストレスをスポンジのように吸収しては、こぼすこともなく溜めていくあたし。彼はいい。あたしに当たればいいのだから。嫌になれば仕事帰りに寄ったり休みの日に日帰りで実家に帰れるし、お金を払って風俗に行くことだってできるのだから、癒される場所はいくらでもある。いろんなことに疲れるのはあたしもおなじで、日々のストレスの捌けぐちが見当たらないから些細なことで爆発しそうになる。そんなこわれてしまいそうなあたしにとって、先生!という映画で生田斗真が演じた先生は精神安定剤のようにやさしくて、渇ききった心にときめきをくれた。

彼とのことをどうしたらいいのかと悩むのも、悩みながら一緒に住み、家事をするのも疲れてしまうからと言い訳して、先生!のDVDを買おうかなと悩むのは心がなごむ時間だった。

先生!

話題:映画感想
※ネタバレあり





先生と生徒という永遠のテーマ。 そのまっすぐさが、誠実さが、大人に問いかける。 先生だから大人だから、生徒だから子どもだからと言い訳のように線を引く。 それでも、惹かれあう想いには逆らえない。 目が離せなくなる、気になってしまう、触れたくなる。 先生からのキス、戸惑うふたり。好きになってはいけないひとなんていないのに、世間が許してくれない。大人だから先生だから(子どもだから生徒だから)、子どもを生徒を(大人を先生を)好きになってはいけないんだ、そう思いたいのに、加速する想いを止められる術はなかった。大人だから子どもの未来の芽を摘まないようにというのは建前で、男だから好きな女を守りたいだけ。大人になったきみに軽蔑されるのがこわかっただけ。気づけば、両想いなふたり。

ねえ、先生
好きになってもいいですか?


なによりも、ただひたすらに生田斗真のかっこよさにときめていて、魅力されっぱなしで心臓が高鳴った。



だれかを一途に、出会えてよかったと思える幸福を噛みしめる。きれいな気持ちを届けてもいいんだよと肯定された気がした。安心して、互いに想いあえるのが恋愛の醍醐味で、恋人の基本で、その先のステージへの道標。自信を持てばいい。受け取ってもらえなかった想いを、自分がわるいと責めるのではなく、そのこと自体を受け入れる。それが現実で答えで、程度の知れた想いなら、否定されつづけられても想うのは執着で、恋ではない。今、観れてよかった作品。

にがくて、にがい

話題:不安や心配な事

同年代の子たちも結婚したり子どもを生んだり、ステージを積み上げ、環境を変化させているなか、あたしは、悩みの渦のなかに立ち尽くしている。彼に触れられて、誘われて、セックスする流れなのに気乗りしないのは、次の日の朝が仕事で早いからだけじゃなくて、頭の片隅にいつも掠めてしまうからだ、風俗のことが。あたしじゃなくても、あなたの身体は反応して、欲したのでしょうと心のなかで毒づいていたら、彼の高まる熱とは裏腹に、なにも反応しないあたしの身体に虚しくなったのか、寝ようかと行為がおわったのが一昨日。それでも、性懲りもなく、次の日も朝早いのに眠る支度を始めた頃に触れてきて、ちょっとだけだからと言いながら彼は果てた。溜まっているだろうから、どこかのタイミングではしなくちゃいけないと思っていたのもまた、あたしがいない間に風俗に行かれるのが嫌だったから。なにをするのも風俗に行かれるのが嫌だからという基準になってしまっている現状がかなしかった。
明日の仕事おわりから実家に帰るのも、そんな彼への反抗心。結局のところ、彼は週1くらいでなにかと理由をつけては実家に帰っていて、馴染みのある土地で遊び方も知っているから休日を充実させている。それにひきかえ、あたしは食材や生活雑貨の買い出し以外にでかけることもなく引きこもっている。それで、実家に帰る回数を減らしたなら、あたしは家政婦のように彼に尽くし、風俗に行かせないようにと性処理に励むしかなくなるのがこわかった。実家に帰るのも月2回帰るだけでも往復で4000円くらいかかってしまう。彼は、2000円もかからないのに、あたしが実家に帰ってる間のごはん代がとかストレスが溜まったから過食したとか遊びに使っただの言ってくるので、あたしは引きこもって家政婦や性処理器になるしかないのかと思ったら、やっぱり、かなしくて虚しかった。こんなにも我慢してつらくならないといけないのなら、こんな生活はいらない。喧嘩にならないよう、細心の注意を払って、彼に月2回ほどは実家に帰りたい有無を尋ねたら、こっちにいてもひまだろうしいいよと承諾してくれた。
それでも不安は尽きなくて、一緒にいない時間はなにをしてるのかともやもやして、彼を漂白剤につけたとしても落ちない穢れた身体に抱かれることに涙した。

愛が泥になる

話題:行くあてのない気持ち

何度もこの話で喧嘩になり、ぎこちなくなり、ふたりで暮らしてることを後悔する。結局、彼は自分の実家の近くに住んでいたくて、あたしのこと嫌になれば、実家に帰ると逃げるかお金を払って風俗に行く。お決まりのお前が実家に帰りたくさせたから、彼女が重い、やさしくない、癒しがないからお店に行きたくなるんだろうと風俗に行ったことは否定しながらも言い訳は行ったことを肯定させてしまうわけで。そういう抜けてるところがあるからうそがすべてバレてしまうのはいいところなのかもしれないけれど、なにかあれば、すべてあたしのせいで、お前がわるいと喧嘩の度に言われ、この間は、クズとまで罵られた。うそをつかれた日からなにも信じられなくて、不安でしかないことを伝えていたら泣いてしまったけれど、そんなあたしを見て、心底嫌そうな顔をして、実家に帰っていい?と荷物をまとめ、仲直りもせず、彼は次の日実家に泊まった。
あたしにも帰ればいいじゃん、電車あるよなんて嫌味を行ってきたけれど、次の日仕事もあるし、家事だってしなくちゃいけないとかやることがあるのにも関わらず、自分は実家から通勤するほうが近いし、キッチンも広くて、料理しやすくて、あたしが特売品とか安いのしか買わないのとはちかい、いいお肉とか材料の入った実家の冷蔵庫もなにもしなくても怒らない両親といる方がたのしいのだろう。そんなオアシスみたいな場所が車で30分のところにあるなんてうらやましい。車で行けば、高速道路を使っても2時間はかかり、電車ては2時間30分。彼よりも地元愛や家族愛がつよいあたしには、ただただ試練で、酷な生活。

せっかく、すきなひとと住んでいるのに悲しい気持ちになることが多く、彼の思いやりのなさにあたしは、ただの家政婦で性処理器なんだと思ったら虚しくなった。恋のツキというドラマのなかにもあったが、生活の一部でときめきはない。靴下脱ぎっぱなしやめてねとか台ふきんとぞうきんはちがうのも何回言っても直らないとか、生活費は折半が基本で俺が守ってやるよとは言ってくれないねとか、数々の主人公の気持ちが痛いほど突き刺さる。つよくなるのは、女ばかりか。理想を押しつけられ、母親と比べられ、捌けぐちにされるのはもうごめんなのに。知らぬ間に、大嫌いだった父親と似ていく彼を愛せなくなっていた。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2018年09月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
アーカイブ
カテゴリー