興信所や探偵社に不倫の調査を依頼するなら、どんな目的でどのような調査をしてほしいかきちんと話し合っておく事が大事です。


たとえば、別れさせたいだけなのか、浮気相手から慰謝料をとりたいのか、あるいは離婚裁判のための証拠が欲しいのかなどは、はっきりさせておかなければなりません。


何を目標にするかによって調査員の仕事内容も変わるわけですから、大事なことです。


許しがたい不倫行為を働いたパートナーへの復讐は、家庭での立場や信頼を揺るがせたわけですから、それを「社会的」にそっくり返してやることです。


もちろん、第三者を巻き込むに足りる証拠が必要ですが、逆にいうとそれさえあれば、あとはもう好きなように向こうを追い詰めることができるというものです。


中には浮気相手への追及もぬかりなく、職場や親族などに密告する人もいるようです。


ご近所と付き合えなくなったり職場をやめたりと、碌なことにならないですよ。


それを分かってて不倫するほうが悪いんです。


探偵の看板を掲げるには取り立てて特殊な資格等は求められません。


ただ、平成19年の探偵業法の施行により、その業務を始める「前日」以前に、所管の警察署を通じて公安委員会に届け出を行い、公安委員会の朱印と届出番号いりの「探偵業届出証明書」の交付を受け、許認可を出してもらうことが不可欠です。


これがないか見せるのを渋るようなら怪しい業者ということです。


相手が言い逃れできないような証拠を、探偵の浮気調査によって得ることができたとしても離婚をしないという選択肢もあります。


ご夫婦に子供がいる場合ですと特に配偶者の浮気が確実なものになったからといって離婚とは、そう簡単にすることができないものです。


相手に請求することのできる養育費は案外少額になりますし、来月、来月、と先延ばしにされて支払われないこともありますから、一人で育てていくのは容易ではありません。


男手一つで育てる場合にもまた同様で、仕事を両立させることは簡単では無いでしょう。


結婚している相方が、浮気しているときでも別れたくなければ密会の場面に行こうとするのはしないほうがいいでしょう。


浮気していることを指摘された結果、配偶者が浮気を正当化したり逆上してしまい、別れなければいけなくなってしまうかもしれません。


それだけでなく、あなたのパートナーと通じていた相手と言葉を交わしてしまうと精神的に耐え難い苦痛を味わうこともあります。