調査業務で探偵を雇うときは、まずは先に電話をかけてみましょう。
電話口での相談で相手の応対を見て、もっと詳しい話をしてもいいと判断したら、最寄りの営業所まで行きます。
その場で打ち合わせをして依頼することを決めたら契約になります。
ここへ来てやっと実地での調査が始まるでしょう。
未成年の子がいて離婚する場合、不倫していた親のほうは親権が得にくいという話が蔓延しているようです。
倫理的に言うとそうかもしれません。
ただ、裁判所は違う考え方をします。
調整や裁判での子供の親権というのは、同居の有無やどれくらい育児に関心を持ち、かかわっていたかといった点がチェックされます。
つまり、子供の生育に適した環境かが最優先で考えられているわけです。
本気じゃないとか遊びだとか言い繕ったところで、妻からすると信頼も人生設計もすべてが揺らぐのが不倫です。
そんな不埒な行いを黙認することはありません。
浮気の証拠といったら、やはり一番にあげられるのはケータイチェックでしょう。
肌身離さず持っているようなら、メールやラインなどを使って連絡を取り合っている可能性は高いです。
興信所と探偵。
実は両方とも同じ認可で行われるので、業務内容も変わりがありません。
離婚請求の理由として向こうの不倫をあげるのであれば、配偶者の浮気の確固たる裏付けが是非とも欲しいところです。
裏付け取りに素人が手を出して、相手に警戒されてはまずいですし、きちんとした人材と機材を揃えた探偵事業者にやってもらえば、ストレスや時間を最小限に抑えて離婚できるでしょう。
仮に離婚しなくても、慰謝料請求の根拠にもなりますし、再発防止にきっと役に立つはずです。
探偵が浮気調査を行う時でも失敗したりするようです。
探偵は浮気調査において精通しているとはいうものの、失敗することがありえます。
尾行対象がある日突然、車や電車で移動したり、探偵の尾行に気づいてしまう可能性もあります。
加えて、浮気調査期間中に不倫相手に会わない時には証拠写真も撮れません。