体調不良と睡眠不足で爆睡してました。ついでに携帯の充電器が見つからなかった。

お陰様で、今は家で薬飲んで寝てます。





11日の夜は本当に怖かった。
泊まった部屋はホテルの11階。最上階です。

自分の部屋から非常階段へのルートを3回くらい確認したよ。

11日の夜の時点では水道が生きていたのだが、なるべく節水した方が良いと思い(シャワー浴びてる途中に水止まったら大変だし、トイレの水を優先したかったから)、洗面器に水をためてフェイスタオルを浸し、それで身体を拭いた。

部屋は案外温かかったのだが、もしもの場合を考えて、コートは着たまま寝た。
コートのポケットに必要最低限のものを詰め込み、靴下、靴は履いたまま、メガネもかけたまま、懐中電灯を握ったまま寝た。目が覚めるほど大きな揺れがくる度に、立ち上がって避難の必要があるか確認した。



翌朝5時半起床。断水。

前日の朝ごはん以来、何も口にしていない。飲み物も列車内で飲んだ缶コーヒー以来、口にしていない。

一応スーツに着替え、6時にはチェックアウト。ホテルの人に現状を訊く。

ホテルは閉館するらしく、連泊不可能。とりあえず大学に向かう。

途中、秋田駅に寄って情報を得る。電車動かないと断言される。ショック。

面接試験は9時から。
少し時間があるのでコンビニに寄った。

大混雑で商品はかなり無かった。飲み物とちょっとした食べ物の他に、新聞紙(最悪の場合、くるまるとあたたかい)、ライター(一瞬でも光があると心強い)、ギャツビー洗顔シート(断水だから手洗い用)、生理用ナプキン(そのままの意味はもちろん、ナプキンは密封されていて清潔、かつ、吸水ポリマーの性能が優れているため、流血したときのガーゼに使えるらしい)を買った。
あと、なんとなく勢いでアルミホイルを買った。まあ使わなかったけど。

大学までのバスが無いので徒歩で。試験はまさかの通常実施。受験生、普通に多い。
試験終了後、大学の中の避難に行き、ラーメンやカレーをご馳走になったり、携帯の手動充電をしていただいた。同じ境遇の受験生の輪に入れてもらい、情報交換、雑談をして過ごした。

で、一か八か、バスのキャンセル待ちに行ってなんとか今に至る。みんなは帰られただろうか。









私は後期の出願を秋田大学か秋田県立大学か宮城大学に迷って秋田にした。

もしかしたら宮城でもっと大変なことになっていたかもしれない。そう考えるとゾッとする。宮城、福島、茨城を気にせずにはいられない。

私を心配してくれた皆さん、本当にありがとう。
もし良かったら、私を心配してくれたその気持ちを今度はそちらに向けていってほしい。