人間のおかした罪を償いに?よく分からないマグマと鉄骨の世界にいたんだよね。
溶岩の中心から、巨大な頭だけを出している魔王みたいなのにもう良いから死ねと言われて自ら被った謎の液体。
何やら意識を奪いつつ身体をゆっくりと溶かしていく薬らしい。
段々と崩れていく身体と、バラされていく感覚、ふと横から聞こえる明瞭な悪魔の声。

『あ、造り替えるならオレのこと混ぜてくださいよー』

って。何か知らないけど夢の中でのオレの設定は凄い美しい少女らしかった。
嫌な音が続いて、ふと意識を失って、次に目を覚ましたのはよく分からない日常だった。
体内で何かを再構築しているような不快感に腹をさすりながら、オレの喋り方じゃない声を発する喉に違和感。

『まだ上手く馴染んでないっぽいんだよねー』

って、ケラリと笑って。




そこで起きた、なんだこれ。